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高田馬場駅前の「ブック・テイスト」が閉店 「モヤさま」に抱き枕を売る書店で登場

閉店作業中の「ブック・テイスト」の店舗外観

閉店作業中の「ブック・テイスト」の店舗外観

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 高田馬場駅前にある古書店「ブック・テイスト」(新宿区高田馬場4)が2月7日、閉店する。

閉店作業中の「ブック・テイスト」の様子 その1

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 中古の雑誌や漫画、書籍などを扱う同店。コロナ禍でマスクを販売したり、「抱きマクラ美術館」と題し美術の名画が印刷された抱き枕の販売を始めたりなど、新しい取り組みをしてきた。

 1月24日に放送されたテレビ東京の番組「モヤモヤさまぁ~ず2」にも登場し、一見店主のようだが実はアルバイトだった下四六三(しもよむぞう)さんが、販売している抱き枕を初めて抱いたり、店を案内したりする様子などが放送された。

 「今の店主と知り合いで、定年退職した15年前に声をかけてもらって手伝ってきた」と話す下さん。1人で閉店作業をしていると、なじみの客やいつもと違う様子に驚いた人から声をかけられ、閉店することを伝えていた。閉店は「家賃を払って、店を続けることが難しくなったから」(下さん)という。

 歴史が感じられる店構えだが、近隣の商店主は「いつの間にか店ができ、古本を売るようになった。いつ開店したかは記憶が定かではない」と話す。下さんも「創業者から店の引き継ぎが何度かあり、現店主が商いをするようになったと聞いている」と話し、店がいつオープンしたかは不明。

 閉店作業中に雑誌を買いに訪れた客は「デジタル化が進んでいる世の中だが、やっぱり紙の本を買いたかったので、よく来ていた。閉店は残念」と話した。

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