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早大マスコットキャラクター「ワセダベア」20周年 「成長とともに広がる活躍の場」

大隈会館1階に常設されているワセダベアのぬいぐるみ

大隈会館1階に常設されているワセダベアのぬいぐるみ

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 早稲田大学の公式マスコットキャラクター「ワセダベア」が10月、20周年を迎えた。

「ワセダベア」のぬいぐるみなどで20周年を祝う「Uni.Shop & Cafe 125」のコーナー

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 ワセダベアは早稲田大学創立125周年を記念したマスコットキャラクター。2000(平成12)年10月22日に校友(卒業生)を対象に開催したイベント「ホームカミングデー」でお披露目された。デザインは、同大OBで漫画「島耕作シリーズ」などで知られる漫画家・弘兼憲史さん。2007(平成19)年に迎えた125周年以降もさまざまな場面で活躍してきた。

 20周年を迎え、早大生向けのウェブマガジン「早稲田ウィークリー」は「20歳を迎えたワセダベア生みの親・弘兼憲史さんに聞く誕生秘話」を公開した。弘兼さんと当時新キャラクターの選考委員を務めた嶋村和恵教授(商学学術院)のインタビューを掲載。制作秘話や公募時約60点の応募があったこと、ワセダベアが選ばれる過程などを紹介した。

 「早稲田文化」の魅力や感動を発信するためのウェブサイト「早稲田文化ラボ」では、「ミュージアムをめぐる、ワセダベアお祝いの旅【祝ワセダベア20周年】」「ワセダベアはミュージアムのPR活動に大忙し!?【祝ワセダベア20周年】」の2つのコンテンツを公開。学内でワセダベアに触れることができる場所の紹介やオンラインで楽しめる「ワセダベアをさがせ!~360度バーチャルツアー」、早稲田大学漫画研究会のイラストなどを紹介した。

 早稲田大学歴史館には、エントランスにフォトスポットとして着ぐるみのワセダベアを常設しており、お祝いパネルと一緒に撮影できる。早稲田スポーツミュージアムにもお祝いパネルを設置する。大隈会館1階にはワセダベアのぬいぐるみを常設し、さまざまなポーズの角帽とガウンの衣装、早稲田スポーツのユニホーム、干支(えと)のかぶりものなどのバリエーションのポスターとお祝いパネルを設置する。

 「アシックスキャンパスストア早稲田」(新宿区西早稲田1、TEL 03-6205-5296)では、ワセダベア20周年を記念した大人用の「ベアTシャツ(XS~XL)」(3,960円)、子ども用の「ジュニアベアTシャツ(130・150)」(3,520円)、「ベアハンドタオル」(880円)を販売する。

 早稲田大学のオフィシャルグッズショップ「Uni.Shop & Cafe 125」(戸塚町、TEL 03-5291-7491)では、「ワセダベア」のぬいぐるみなどで20周年を祝うコーナーを設置し訴求する。20周年を記念し、島根県の蔵元竹下本店による日本酒「都の西北」の特別ラベルも展開。価格は大吟醸=3,120円、純米吟醸=1,820円、純米=1,290円。

 早大総務部総務課の中村仁さんは「秋学期から一部対面授業が始まったものの、例年に比べるとにぎわいの少ないキャンパスではあるが、こうしてワセダベアの誕生、そして『成人』を祝うことができて大変うれしい。今回20歳になったワセダベアは、晴れてお酒のラベルにも初登場した。最近はスポーツベアシリーズのほかに干支ベアシリーズも登場していて、成長とともに活躍の場が広がっている。今後の展開を楽しみにしていただければ」と呼び掛ける。

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