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「社会情報大学院大学」が名称変更 「社会構想」で社会のグランドデザイン提言

高田馬場駅前にある「社会情報大学院大学」の外観

高田馬場駅前にある「社会情報大学院大学」の外観

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 「社会情報大学院大学」(新宿区高田馬場1)の名称が2022年4月、「社会構想大学院大学」に変わる。

新たに発表された「社会構想大学院大学」のロゴマーク

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 「社会情報大学院大学」は、先端教育機構が「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」を理念に掲げ、2017(平成29)年に広報・情報研究科の単科の専門職大学院として設立。2018(平成30)年に「実務教育養成課程」を設置するなどし、今年4月には2つ目の研究科「実務教育研究科」を開設した。

 同大学院大学の川山竜二学監兼実務教育研究科長は「実務教育研究科の新設で2研究科体制になった。独立系の大学院で2つの研究科を持つのは初めてのケース」と話す。

 これまでの入学者は企業の広報担当者、マーケティング部門、広報部門に異動したい人、自治体職員、広告業の人などさまざまだという。年代も20代~60代後半までと幅広い。オンラインで受講できる体制を整えたこともあり、首都圏のみならず北海道や九州在住の大学院生もいるという。

 名称の変更は、9月17日に発表。広く社会の構想を志す多様な社会人が入学している実情などを踏まえ、教育研究領域が「社会情報」を超えたと判断し、コミュニケーションや教育から社会のグランドデザインを提言できる人材の育成を目指す。

 名称の変更に伴い新しいロゴデザインも発表。「人」の漢字をイメージした2つの図形を組み合わせ、人間社会・構想=青色、希望・平和=黄色、哲学=グレーで、理想の社会を表現した。

 吉國浩二学長は「名称変更により、本来の目的を明確にできる」と話す。

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