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早大で小中学生のための科学実験教室「ユニラブ」 3年ぶり開催へ

2019年に開催された「ユニラブ」の様子・実験教室「オリジナルペーパーフラワーをつくろう!」(提供:早稲田大学技術部)

2019年に開催された「ユニラブ」の様子・実験教室「オリジナルペーパーフラワーをつくろう!」(提供:早稲田大学技術部)

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 早稲田大学理工学術院が小中学生のための科学実験教室「ユニラブ」を西早稲田キャンパス(新宿区大久保3)で8月9日、開催する。

「理工展連絡会」が行っていた過去の「実験体験コーナー」の様子(提供:理工展連絡会)

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 今回で33回目の開催となるユニラブ。「実験を自ら体験することで、小中学生に科学や技術に対する興味や関心を持ってもらうこと」を目的に、早大の教職員や学生との交流や、実際に大学の施設や実験装置を体験できる機会を小中学生に提供してきた。

 「ユニラブ」は「University Laboratory」からの造語。1988(昭和63)年に早大理工学部創立80周年記念事業の一環として始まった。当初はキャンパス近隣の小中学生を対象にした実験教室だったが、全国から参加者が集まる企画となり、延べ2万5000人が参加したという。

 今回は対象学年別に25のプログラムを用意。理工学術院の研究室や教育研究支援課の各実験室、早稲田実業高校科学部などがレンズやプロペラ作りやプログラミング、シャボン玉などを使う「実験教室」を開くほか、西早稲田キャンパスの学園祭「理工展」を運営する「理工展連絡会」が4つの実験を体験できる「実験体験ラリー」を開催する。

 新型コロナ対策で、例年行っていた当日自由に参加できるプログラム「実験体験コーナー」は実施せず、全て事前申し込み・定員制とする。約300人の学生が運営に関わり、小中学生に科学や技術の楽しさを伝える。

 理工学術院統合事務・技術センターの相澤賢一技術副部長は「ユニラブは新型コロナ感染症拡大の影響において2年間中止となった。この間、保護者の皆さまから『ユニラブは開催されるのか』などの問い合わせを多数頂いていた。多くの子どもたちと夏休みに早稲田大学で実験ができることを楽しみにしている」と話す。

 参加申し込みは7月15日まで。7月22日までに抽選結果を発表する。参加無料。

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