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西早稲田にスウェーデンスタイルのカフェ「LYCKAN COFFEE」、「フィーカ」文化を街に

「LYCKAN COFFEE」のカウンター (左)小原愛さん

「LYCKAN COFFEE」のカウンター (左)小原愛さん

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 スウェーデンのコーヒー文化を取り入れた「LYCKAN COFFEE(リッカンコーヒー)」(新宿区西早稲田2)がオープンして1カ月がたった。

「LYCKAN COFFEE」のキャロットケーキとコーヒー

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 甘いものを食べながらコーヒーを飲むスウェーデン人の習慣「フィーカ」を楽しむカフェとしてオープン。店主の小原愛さんは、早稲田大学教育学部在学中にスウェーデンの教育を学ぶために留学。現地の人たちが、甘いデニッシュやケーキと一緒にコーヒーを飲む「フィーカ」という習慣を知ったという。

 大学1年時に、学生が経営するカフェ「10°CAFE 高田馬場店」の立ち上げメンバーとして商品企画チームのリーダーを務めた小原さんは、「フィーカ」を知ってもらいたいと、2016年に「FIKAFABRIKEN(フィーカファブリーケン)」(世田谷区)、2021年に「torpet(トルペット)」(小平市)をオープン。同店が3店舗目の出店となる。

 メニューは、コーヒー(エスプレッソ=400円、アメリカーノ=550円、カフェラテ=650円、オーツミルクラテ=750円)、モークチョコレート、チャイラテ、ほうじ茶ラテ(以上650円)、シナモンロール、カルダモンロール(350円)、キャロットケーキ(500円)などのほか、姉妹店で作る菓子を用意する。

 ブレックファスト(11時30分まで)は、シナモンロール、カルダモンロール、トーストをコーヒー付き(750円)で提供する。

 小原さんは「学生時代に、こんなカフェがあったらと思っていたカフェを、今自分が作り上げている途中。スウェーデンの人たちは、フィーカの時間を持つことで、人とのコミュニケーションや、自分の生活を大事にしている。後輩たちや街の人たちが、この場所で、ゆったりとフィーカの時間を楽しめるようになれば」と思いを込める。

 営業時間は9時~18時。支払いはキャッシュレス決済のみ対応する。

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