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鶴巻図書館が「本の帯デザイン賞」作品募集 開館50周年で対象者を広げて

区立鶴巻図書館の廣谷健太郎副館長

区立鶴巻図書館の廣谷健太郎副館長

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 区立鶴巻図書館(新宿区早稲田鶴巻町、TEL 03-3208-2431)が8月1日、第5回「つるまき本の帯デザイン賞」の作品募集を始める。

昨年の最優秀賞、優秀賞受賞作品

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 コロナ禍で学校が長期休校になり、図書館も休館や利用制限を余儀なくされる中、本と深く向き合ってほしいとの思いから、2020年に中高生を対象に始めた企画。昨年は169点の応募があった。今年は同館開館50周年記念として、中高生の部のほかに、小学生以下の部、一般の部を設けて募集を行う。

 各賞は、館内審査を経て、同館の桑原貞惠館長、早稲田鶴巻町に拠点を置く出版社あすなろ書房の山浦真一社長、西早稲田古書店街にある古書現世の向井透史店主による最終審査で、最優秀賞、優秀賞、入選作品を決定する。入賞者には図書カードを贈呈し、受賞作品は館内に展示する。

 作品を提案できる対象は同館所蔵の本に限る。作品は、本の高さの3分の1以下で、色、材質、紙質は問わない。審査および受賞作品の展示は所蔵本に帯を巻いた状態で行う。

 廣谷さんは「本の帯は、本を手に取って読んでみるきっかけになる。小さな帯だが大きな力を持っているのだと思う。今年は対象者を拡大しているので、ぜひ応募してほしい」と呼びかける。

 応募は、作品に必要事項を記載した申込用紙を添え同館カウンターへの持参または郵送で受け付ける。複数応募可。締め切りは9月30日。

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