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早大「理工展」のアプリが競技化 RTAの記録共有プラットフォームに登録

理工展連絡会OBの鮎川拓実さん(左)とゲーム班チーフの伊大知駿さん

理工展連絡会OBの鮎川拓実さん(左)とゲーム班チーフの伊大知駿さん

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 早大のサークル「理工展連絡会」が提供する「バーチャル理工展アプリ」が7月15日、ゲーム攻略の早さを競う「RTA(リアルタイムアタック)」の記録共有プラットフォーム「Speedrun.com」に公式登録された。

バーチャル理工展アプリ=早大「理工展」のアプリが競技化

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 同サークルは早大の基幹・創造・先進の3つの理工学術院の拠点である西早稲田キャンパス(新宿区大久保3)で例年11月初旬に開催される学園祭「理工展」を運営する。

 コロナ下でオンライン開催となった2020年に、同アプリを開発した。アプリでは西早稲田キャンパスを3Dのバーチャル空間で再現して自由に歩き回ることができ、コインを集めてアイテムを購入できる。理工展当日には各教室で出展企画を楽しめるようにした。現在は同サークルのゲーム班がミニゲームの機能を追加するなど、理工展期間外でも楽しんでもらえるように随時アップデートしているという。

 「Speedrun.com」への登録を行ったのは、同アプリの開発をしたOBの鮎川拓実さん。「今年アプリの提供開始から5周年で、学園祭アプリを競技化するという新しい挑戦をしたかった」と話す。

 早さを競うのは、初期化したアプリの初期画面をタップした時から、花火演出の見るためのアイテム「Sparkパス」を利用した時まで。元々は隠し要素だった同アイテムの出現をルールに設定にすることで競技化した。プレー動画と共に申請して、承認されるとタイムが記録される。

 「走者を100人ぐらいに増やし、RTAの国内大会にも出展できれば」と鮎川さん。「ゲーム好きな人が理工展に来場するきっかけになれば」とも。

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