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早大で「早稲田文化芸術週間」 「早稲田文化」発信、重松清さんの特別教室も

文化推進学生アドバイザーのメンバー

文化推進学生アドバイザーのメンバー

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 「早稲田文化芸術週間」が10月10日から、早大早稲田キャンパス(新宿区西早稲田1)を中心に行われる。

ランタンライト=早大で「早稲田文化芸術週間」

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 早大の多種多様な文化・芸術を発信するイベントで、ライブ・コンサートや講演会、企画展など、約30の企画を展開する。早大文化推進部が主催し、同部の学生ボランティア「文化推進学生アドバイザー」が企画・運営を行う。

 今年は文化推進学生アドバイザーの自主企画を4つ展開する。本年度で早大文化構想学部教授を退任する作家の重松清さんの「最初で最後の特別教室 それでも僕らは、ことばでつながっている」を10月20日18時30分から大隈記念講堂で開催する。参加無料。申し込みは9月20日から先着順で受け付ける。

 早稲田大学歴史館では期間中、「ART PIECE PROJECT ~感じて、つながる、アートのかたち~」を行う。同館で開催中の企画展に合わせて、野球がテーマの作品をつなぎ合わせて完成させる。10月10日、15日は早稲田大学演劇博物館で「古典芸能の世界-エンパク・ギャラリートーク」を開催。文化推進学生アドバイザーがガイドとして展示を解説し、10日は館長の児玉竜一さんもガイドを務める。早稲田・高田馬場エリアの古書店14店舗の店内を360度VRで巡る「WASEDA BOOKSTORES VR WORLD ~早稲田古書店の風景~」は、期間中「早稲田文化」のホームページで見ることができる。

 文化推進学生アドバイザーを務める文学部3年の女子学生は「メンバーのみんながたくさんの声を上げて、今年多くの自主企画ができたのは早稲田文化を愛しているからこそだと思う。どんどん魅力を発信してきたい」と意気込む。

 恒例企画の各博物館に隠されたワードを探る「ミュージアムワードパズル」、早大のマスコットキャラクター・ワセダベアを見つける「ワセダベアをさがせ!」も行う。正解者には先着で、ランタンライトと、ワセダベアがプリントされたカラビナ付きクリアポーチを進呈する。

 早大生協、国際文学館(村上春樹ライブラリー)にあるカフェ「橙子猫 -Orange Cat-」、早大歴史館に併設する「カフェ・クリオ」、「A&A CAFE」(戸塚町1)、「喫茶タビビトの木」(西早稲田2)ではコラボメニューを展開する。

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