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こはぜ珈琲早稲田店で講談会 神田松麻呂さんを迎え全7回連続読み

会場の様子

会場の様子

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 コーヒー店「こはぜ珈琲(コーヒー) 早稲田店」(新宿区西早稲田1)が講談師の神田松麻呂さんを迎えて開催した「慶安太平記」の連続読みが9月18日、最終日を迎えた。

神田松麻呂さん 誕生日の祝い=こはぜ珈琲早稲田店で講談会

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 同店では、落語会や演芸等のイベント企画制作を手がける「娯楽百貨」プロデュースによる落語会を定期的に開いている。松麻呂さんの連続読み講談会は昨年の「畔倉重四郎」続き2回目。江戸時代前期に起きた由井正雪を中心とする幕府転覆計画「慶安の変」を題材とする作品全19話を8月6日から毎週水曜、7週にわたり披露した。

 20席ほどの席は毎回ほぼ満席となった。通しチケットを購入し足を運んだリピーターも多く、松麻呂さんの誕生日に当たる9月11日には、終演後、店主の谷川隆次さんが参加者らの寄せ書きとバースデーケーキを手渡し、全員で祝った。

 松麻呂さんは「空気が明るく濃密でお客さまの反応が良く、一体となる感覚がいい。誕生日だけでなく、昨年通しで来ていただいたお客さまが手描きの絵画を用意してくれるというサプライズもあった。ホールとは違う良さがあり今の自分の身の丈に合っている」と振り返る。

 最終日には、通し券を購入して来場した客に、同店スタッフのまるささんが描いた松麻呂さんの似顔絵に松麻呂さん直筆サイン入り台紙をセットした「神田松麻呂ブレンド講釈場こはぜ限定」のドリップバッグを進呈。来年8月5日から講談「祐天吉松」の連続読みの公演を行うことも発表した。松麻呂さんは「来年は、夏にちなんだ話なども入れ込むなどして趣向を変えてやってみたい。来年もお運びいただければ」と笑顔を見せる。

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