
警備業戸塚地区協議会が9月24日、地域の小学1年生に防犯対策用品を寄贈した。
寄贈式の様子 その1=警備業戸塚地区協議会が防犯対策用品を寄贈
警視庁戸塚署管内の警備事業者が1976(昭和51)年に発足させた同協議会。現在は21社が加盟し、年金支給日のATM警戒パトロールや年末年始パトロールのボランティアなどを行っている。防犯対策用品の寄贈は戸塚署管内の小学校9校に通う小学1年生を対象に、2020年から毎年行ってきた。同協議会会長の田中範弥さんは「新たな地域貢献を検討していた中で、警察の防犯意識を高めたいというニーズもあり、防犯対策用品の寄贈を始めた」と振り返る。
今年の寄贈では約600人に防犯用ホイッスルと反射材付きキーホルダーを用意。9月24日、新宿区立戸塚第三小学校(新宿区高田馬場3)で行った寄贈式では、代表児童4人に寄贈品を手渡した。戸塚署が行った防犯教室で児童は警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」とともに防犯標語「いかのおすし」を学んだほか、防犯用ホイッスルを試した。
田中さんは「防犯対策用品の寄贈は登下校時の小学生を狙った犯罪などへの注意喚起も目的の一つ。子どもたちには十分に気をつけて登下校してもらいたい」と話す。