
結婚式場「ブラスブルー東京」(豊島区目白2)が9月20日、目白駅前の商業施設「トラッド目白」にオープンした。運営はブライダル事業を展開するブラス(名古屋市)。
同社は東海圏を中心に「完全貸し切りゲストハウス(結婚式場)」「ウエディングプランナー一貫制」「オープンキッチン」スタイルの結婚式場を展開。2020年に千葉県船橋市に関東初進出し、「ブラスブルー東京」は25店舗目で東京初進出となる。
目白への出店について支配人の境大和さんは「閑静な雰囲気でありながら、新宿や池袋からも近く、目白駅から徒歩1分の立地はゲストの方にとってもアクセスがしやすい。目白のランドマークであるトラッド目白に出店できることには価値がある」と話す。
3階と4階に展開し、延べ床面積は392.1坪。2フロアを貸し切りにしたゲストハウスウエディングを提供する。「大きな窓を随所に設け、都心にもかかわらず豊かな緑や空を見渡すことができ、光の移ろいも感じてもらえる」と境さん。
3階にはクロークやチャペル、ガーデンテラスなどを用意。チャペルは最大110人が着席可能。「それぞれの道を歩んできた2人が出会い共に歩んでいく」という意味を込めた天井のアーチが特徴で、木のぬくもりを感じられる空間に仕上げた。ガーデンテラスではビュッフェの提供などを行う。
4階に最大130人が着席可能のパーティー会場を用意。料理も一つの演出として見てほしいとの思いからオープンキッチンを併設する。
境さんは「トラッド目白に結婚式場があるということを認知してもらえるよう、地域に根付いた愛される式場にしていきたい」と意気込む。