
早稲田大学近くの油そば専門店「図星本店」(新宿区戸塚町1)が10月2日、リニューアルオープンした。
定番メニューの「特製油そば」=早大近くの油そば専門店「図星本店」がリニューアル
2013(平成25)年9月に早大南門通りにオープンした「図星本店」。店名には「食べてもらったお客さんの心を射抜く」という思いを込めている。食事の途中で背脂を追加する「味変」、たれに白飯を入れる「追い飯」で油そばを3度楽しめることも人気で、早大生も多く利用する。
オープン時から居抜きだった店内を活用してきたが、スケルトンに戻し、一から新たに店を作り上げた。隣接する系列店の炭焼き丼専門店「どんぴしゃり」と店内から行き来できるようにしたほか、入り口を80センチほど拡張し、店内を広くした。これまではカウンター席12席だったが、改装後はカウンター席10席のほか、テーブル席を1卓8席設けた。店舗面積は約12坪。
店長の平澤茂樹さんは「新たにテーブル席を用意したので、グループのお客さんにも利用してもらいやすくなった。『どんぴしゃり』とも連携が取れるようになり、厨房(ちゅうぼう)の効率化も図った」と話す。
メニューは「油そば」(980円)、「辛しび油そば」「特選油そば」(以上1,200円)など。麺の量(ゆで前)は、普通盛り=250グラム、小盛り=200グラム(30円引き)、大盛り=375グラム(120円増し)、特盛り=500グラム(360円増し)。
向かいに立地する「図星はなれ」では提供していない「ネギ明太(めんたい)マヨご飯」(400円)、「とろとろ牛スジ丼」「ローストポーク丼」(以上480円)などのご飯ものも用意。油そばとのセットメニューもある。
平澤さんは「毎年11月に開催される早稲田祭では大勢のお客さまの来店がある。席数が増えたので、そんなピーク時でも、より多くのお客さんに食事を楽しんでもらえるよう頑張っていきたい」と意気込む。
営業時間はランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時。日曜定休。