暮らす・働く

都電荒川線に「ピーポくん号」 特殊詐欺被害防止訴え、早稲田停留所で訓練も

出発式の様子。(左から)東京都交通局荒川電車営業所の太田純也所長、戸塚警察署の長谷川暁子署長

出発式の様子。(左から)東京都交通局荒川電車営業所の太田純也所長、戸塚警察署の長谷川暁子署長

  • 5

  •  

 都電荒川線(東京さくらトラム)で「ピーポくん号」が10月11日から期間限定で運行している。

ピーポくん号=都電荒川線に「ピーポくん号」

[広告]

 都電荒川線の1両に警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」のヘッドマークを掲出するほか、車内には沿線の警察署6署が独自に作成した防犯ポスターを掲示する。「全国地域安全運動」の一環で、特殊詐欺被害防止などを訴える。警視庁戸塚署が沿線の警察署に呼びかけ、2021年から期間限定で運行している。

 11日には、都電荒川線早稲田停留所(新宿区西早稲田1)で同車両を使い不審者対応訓練を行い、鉄道施設内での凶行発生時の連携方法を確認した。その後戸塚警察署の長谷川暁子署長と東京都交通局荒川電車営業所の太田純也所長の合図で、同車両が運行開始した。

 警視庁戸塚署生活安全課の麻生典彦課長は「沿線住民の方が車内の防犯ポスターを見ることで、防犯意識の向上につながれば」と話す。

 運行は今月20日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース