
中国茶と中国スイーツを提供するカフェ「甘露」(新宿区西早稲田3)が10月20日、オープン7年を迎えた。
初秋メニュー パフェ「夕陽紅楓芭菲」(シーヤン ホンフェン バァフェイ)
2018(平成30)年10月にオープンした同店。オンラインストアでの物販、中国アニメーション「羅小黒戦記」とのコラボレーション焼き菓子の販売、書籍「はじめての中国茶とおやつ」の出版、中国ツアーの企画、2号店「虫二」の開店などの事業を7年間にわたり展開してきた。
スイーツは、創業者の一人で日本漢方養生学協会認定の漢方養生指導士・向井まいこさんが、四季に合わせてメニューを開発している。現行の初秋メニューは、自分が好きな中国の小説のキャラクターや世界観を落とし込んでいるというパフェ2種類のほか、ナシを使った新作スイーツ10種類ほど。定番メニューと共に提供する。向井さんは「中国には元々ないパフェは自由な発想で中国の食材を使い開発している。夏が暑く長くなったため、今年は秋メニューを初秋と晩秋とに分けて提供する」と話す。
「中国は広大な隣国で日本とは歴史もつながっている。訪れてみると、似ているところと違いを感じるところがあり興味深い。これからも中国茶とおやつのある風景を伝えていきたい」と向井さん。「中国茶は湯を足しながらゆっくりと楽しめる。一人でも誰とでもゆったりとしたぜいたくな時間を楽しんでもらえれば」と呼びかける。
営業時間は11時30分~18時。木曜定休。現在、先着順で7周年記念の金属製しおりを配布している。