西早稲田にITエンジニア向け会員制私設図書館「技術書ライブラリー」(新宿区西早稲田3)が、3月28日にオープンした。
館内=西早稲田に会員制「技術書ライブラリー」 本を触媒に会話が始まる場に
運営は、ウェブシステム開発や技術コンサルティングなどを手がける「テンマド」。1月に行ったクラウドファンディングで、「誰もが気軽に技術書を手に取り、仲間と学び合える技術書ライブラリー」をコンセプトに支援を呼びかけ、220万円を超える支援を得て自社オフィスを兼ねた共有スペースを開設した。店舗面積は約13坪。席数は10席で、他に2畳分の畳スペースを設ける。
ITエンジニア向けの技術書のほか「デザイン」「ライティング・コピー」「経営」「組織・人事」「人文」などさまざまな棚を設けて配架する。当初は事務所や代表の山岡広幸さんの蔵書のほか、クラウドファンディングの返礼とした「本選びができる選書権」からのリクエスト本を置き、徐々に増やしていくという。
山岡さんは「エンジニアは仕事に直結する技術的な知識だけでなく、いろいろな知識を持っていることで人としての深みを増していくことも大事。チームや組織で悩むことも多いと思うので、普遍的なものの見方、考え方を学べる根源的な本を多めにしていきたい」と話す。「本は話の種になる。たまたま同じ場所にいた人たちが、一冊の本を触媒にして話し始めるような雰囲気にしたい」とも。
今後は、勉強会、オンライン配信などのイベントを開催するという。「少し先の未来のことなど、人と話すことでしか得られない知識もある。他分野の人との出会いで、新たな気付きがあるようなことを企画していきたい」と山岡さん。「ここでいろいろと試してみて、今後の場作りにつなげていきたい」と意気込む。
営業時間は13時~21時(土日は19時まで)。火曜定休。料金は、月額会員=3,960円、ドロップイン(1日利用)=1,540円。