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戸山で「新宿アール・ブリュット企業展」表彰式 福祉施設利用者作品から選出

新宿アール・ブリュット企業展推進コンソーシアム代表の今井康之さん(左)と最優秀作品賞を受賞したMASさん

新宿アール・ブリュット企業展推進コンソーシアム代表の今井康之さん(左)と最優秀作品賞を受賞したMASさん

 福祉アート展「第4回新宿アール・ブリュット企業展」の表彰式が4月17日、新宿区立障害者福祉センター(新宿区戸山1)で行われ、最優秀作品賞1作品と企業特別賞8作品が表彰された。

最優秀作品賞の「お地蔵様×5」=「新宿アール・ブリュット企業展」表彰式

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 主催は新宿区内社会福祉法人連絡会と協賛企業で構成する「新宿アール・ブリュット企業展推進コンソーシアム」。新宿区内の福祉施設などの利用者が手がけたアート作品を企業オフィスに展示し、多様性・公平性・包摂性(DE&I)の推進とアーティストの表現の場を広げることを目指す。昨年12月に行った同展は、東亜ディーケーケー本社ビル(高田馬場1)など新宿区内の協賛企業4社で行われ、約200作品が展示された。

 最優秀作品賞にはMASさん作「お地蔵様×5」が選出された。MASさんは「交通事故による頭部外傷で高次脳機能症が残りすぐに忘れてしまうが、受賞した記憶はしっかり残っている。この作品を通じて、私の別の作品も皆さんに見てもらいたい」と話す。

 各企業特別賞は次の通り。アルタヴィア・ジャパン賞=高橋奨さん作「ダチョウ」、クオリカ賞=TOSSYさん作「ハチミツとオブザーバー」、京王プラザホテル賞=なぎさん作「みんなでバカンス」、社福連賞=吉川咲香さん作「キラキラ ダンシング」、ソランピュア賞=ロミさんとゆかいな仲間たち作「ゆきだるま」「おばあちゃんのおうち」、東亜ディーケーケー賞=福先(ふーせん)さん作「ギタリストI」、TIS賞=えいちあ~るさん作「笑顔」「あなたのうしろ」、ネオキャリア賞=小椋庸誠さん作「ひまわり」。

 来賓の吉住健一新宿区長は「さまざまな機会を通じて創作活動を行って、自身の内面や見た物をうまく表現して、私たちにそれを伝えていただければありがたい」と話す。

 同コンソーシアム代表の今井康之さんは「4回目ともなると、展示を行う企業で働く方にも気に掛けてもらい非常にうれしい。作品を多くの人に見てもらう機会があることで、作る側も作品に非常に力強く向き合う日々を送っている。働く場やアート作品を購入していただく機会につながれば」と話す。

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