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早稲田大学歴史館の常設展示がリニューアル 大隈重信の理念紹介、年表も拡充

全面リニューアルした常設展示のエントリールーム(写真提供=早稲田大学)

全面リニューアルした常設展示のエントリールーム(写真提供=早稲田大学)

 「早稲田大学歴史館(以下、歴史館)」(新宿区西早稲田1)の常設展示がリニューアルして、4月16日で1カ月がたった。

大隈重信が総長就任時に着用していたガウンのレプリカ=早大歴史館の常設展示がリニューアル

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 歴史館は早稲田大学の「キャンパスミュージアム構想」の一環として、2018(平成30)年3月に開館。3つの常設展示エリア「久遠の理想」「進取の精神」「聳(そび)ゆる甍(いらか)」や企画展示室を備えるほか、ミュージアムショップやカフェを併設する。昨年7月には来場者数30万人を突破した。

 歴史館の館長で文学学術院の真辺将之教授は「歴史館として過去を展示するとともに、現在、そして未来へとつなげていくというコンセプトの下、リニューアルを行った」と話す。

 常設展示のエントリールームを全面的にリニューアルし、新たに早稲田大学を創立した大隈重信の言葉を並べたほか、大隈が総長に就任した際に着用していたガウンのレプリカを展示する。真辺教授は「学者ではなく政治家だった大隈は、専門的な教育とは別の精神的な支柱だった。その大隈の言葉を知ってもらい、早稲田の根底にある精神を知ってもらえれば」と話す。

 「進取の精神」エリアも全面的にリニューアル。大学史の年表を拡充して壁一面に配置したほか、キャンパスの変遷を写真や映像で展示する。早稲田大学校友会(卒業生の組織)が発行するコミュニケーション誌「早稲田学報」で連載されている早稲田大学名誉フェローの藪野健さんが手がける風景画「記憶の中の早稲田」もデジタル展示する。「大学がどう歩んできたのかを知ってもらうのとともに、それぞれの在学時を懐かしんでもらえるようなエリアになっている」と真辺教授。

 「聳ゆる甍」エリアではタッチパネル式のモニターなどで、学部紹介や学生生活、研究活動、早大から表彰された人、各界で活躍する卒業生などを伝える。

 リニューアル後、初めて来館したという早大出身の男性は「新しい展示の大隈重信の言葉が特に良かった。自分の出身大学の施設などが良くなっていくのを感じられてとてもうれしい」と話した。

 開館時間は10~17時。水曜定休。

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