食べる

早大第二西門前に「おにぎり屋かわしま」 「ONIGIRI、海外で広めていければ」

「おにぎり屋かわしま」のスタッフ(右から2人目が店主の川島亮人さん)

「おにぎり屋かわしま」のスタッフ(右から2人目が店主の川島亮人さん)

  • 62

  •  

 早大の早稲田キャンパス第二西門前に「おにぎり屋かわしま」(新宿区西早稲田1)が4月24日、オープンした。

「おにぎり屋かわしま」のおにぎり(卵黄醤油漬け、高菜、しゃけ)

[広告]

 台東区の「おにぎり浅草宿六」がミシュランガイド東京2019のビブグルマンに選ばれたことで、おにぎりに興味を持った店主の川島亮人さん。海外の人にもおにぎりの良さを伝えたいとウェブサイト「おにぎりマイスター」の運営を始め、食べ歩きやブログ記事の執筆、イベントなどを開催してきた。おにぎりを追求するために専門店で働いているうちに、自分の店をオープンすることを意識するようになり、出店したという。店舗面積は約6坪。席数は、カウンター=6席、テーブル=2席。

 おにぎりには、地元の福島県会津若松産のコシヒカリ、「風味が良い」という有明産のり、「地元の米に東北の塩を使いたかった」(川島さん)という思いから、秋田県男鹿産の粗塩を使う。米は1、2時間かけて浸水し、ガス炊飯器で炊き上げる。

 おにぎりは1個約160グラム。メニューは、「塩むすび」「味噌(みそ)にぎり」など200円3種、「しゃけ」「高菜」「焼きたらこ」「はとうがらし」「こんぶ」など250円13種、「卵黄醤油(しょうゆ)漬け」「ヒレカツ」「ねぎとろ」など300円7種、「明太(めんたい)マヨクリームチーズ」「おかかクリームチーズ」など350円3種。異なる具材を100円でトッピングできる。注文を受けてから握りたてを提供する。ランチのピーク時は作り置きを用意し、急ぎの客のニーズにも答える。

 ディナーは、ランチのおにぎりメニューに加え、「おにぎりマイスター」のイベントで好評だった「肉巻きおにぎり」(300円)、「和牛巻きおにぎり」「生ハム巻きおにぎり」(以上400円)や「だし巻き卵」(200円)、「鶏モモ焼き」(400円)などのおつまみ8種、ビール、焼酎、日本酒、ウイスキー、ワインなどアルコールメニューも24種用意する。

 川島さんは「すしや天ぷらは海外で『SUSHI』『TENPURA』と認知されているが、おにぎりはまだそこまでではない。おにぎりの良さをいろんな人に知ってもらい、『ONIGIRI』として認知されるように頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~22時。17時台からディナーメニューを提供する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース