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「夏目漱石」を知らないキミたちへ 漱石山房記念館で夏休み企画展

漱石山房記念館のエントランス

漱石山房記念館のエントランス

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 夏目漱石生誕150年に当たる2017年9月24日に開館した漱石山房記念館(新宿区早稲田南町7、TEL 03-3205-0209)で現在、初めての夏休み企画となるテーマ展示「『夏目漱石』を知らないキミたちへ」が開催されている。

漱石公園の猫塚

 期間中、漱石についてクイズ形式で出題する「ワークシート」を用意。入館者は館内を歩きながら学び「ワークシート」のクイズに答え、感想を記録できるようにする。館内の廊下や階段には猫の形をしたオブジェを配置し、回遊する来館者を猫がいざなう工夫も施す。

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 館内では、「吾輩は猫である」「坊っちゃん」など子どもが親しみやすい題材から原稿(複製)、絵はがき、映画化された作品のポスターなどのほか、漱石と交流のあった漫画家・岡本一平による漱石像などを展示している。同館学芸員の後藤理加さんは「夏休み期間中なので展示は子どもが楽しめるよう工夫した。できるだけ敷居を低くして、漱石を知らない子どもたちをはじめ、たくさんの方に親しんでほしい」と話す。

 同館は、漱石が亡くなるまでの約9年間を過ごした「漱石山房」と呼ばれた家の跡地に新宿区が開設した施設。「木曜会」と呼ばれた漱石のサロン的な会合が開かれ芥川龍之介をはじめ多くの文化人が集った客間や書斎のほか、ベランダ式回廊などを復元したフロアがガラスでラッピングされたような外観が特徴。隣接する新宿区立漱石公園には、「吾輩は猫である」のモデルになった猫の供養に遺族が建てた多層塔を修復再建した「猫の墓」がある。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。月曜休館。観覧料は、一般=300円、小・中学生=100円(8月25日まで小中学生の観覧は無料)。9月9日まで。

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