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大隈通り商店会の商店街コラボ弁当が一斉販売 「学生と一緒に盛り上げたい」

コラボ弁当を販売する早大サークル「まっちワークグループ早稲田」のメンバー

コラボ弁当を販売する早大サークル「まっちワークグループ早稲田」のメンバー

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 早大近くの大隈通り商店会にある5店舗がコラボして販売する弁当が7月13日、初めて一斉に販売された。

大隈通り商店会「早稲田モンスターズキッチン」のコラボ弁当

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 スーパー「こだわり商店」の扱う地方の食材などを使い、定食屋「早稲田モンスターズキッチン」が弁当にして販売したことがきっかけになった取り組み。大隈通り商店会にしかない唯一の商品を作ろうと、早大の学生サークル「まっちワークグループ早稲田」も企画・運営などに関わってきた。

 今年4月の販売開始後、大隈商店会にあるイタリアンバル「caro amico(カーロ アミコ)」、カフェレストラン「GOOD MORNING CAFE 早稲田」、定食店「都電テーブル早稲田」(以上、新宿区西早稲田1)も趣旨に賛同し、コラボ弁当に参加。各店舗のコラボ弁当は、日替わりで「こだわり商店」で販売している。

 通常は10~15食を用意しているが、4店舗分が一堂に会することになったため、約50食を用意。「まっちワークグループ早稲田」のメンバーが「こだわり商店」の店頭に立ち、通行人などに声がけし、弁当を販売した。12時30分ごろから始め、13時ごろには売り切れる弁当もあるほどの反響だった。

 「まっちワークグループ早稲田」の伊藤大悟さんは「これまで販売状況を聞いてはいたが、直接お客さんと接することで、関わったコラボ弁当が売れていく楽しさを感じた。コラボ弁当の店が増えて、より多くのお客さんに利用してもらえるようになるとうれしい」と話す。

 「こだわり商店」店主の安井浩和さんは「学生から『日替わりのコラボ弁当を集めて、みんなで販売したらにぎやかになりませんかね』と提案をもらい、今回の企画となった。正直ここまで売れるとは予想していなかったので驚いている。飲食店からもコラボ弁当がきっかけで来店したお客さんがいたという話も聞いている。これからも学生と一緒に街を盛り上げていければ」と意気込む。

 コラボ弁当の提供は、月曜~金曜の11時30分から。

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