西早稲田商店会が10月15日、「ガラポン福引き大抽選会」を西早稲田の「子育地蔵尊」(新宿区西早稲田2)で開催する。現在、対象店舗で福引に必要な「福引き抽選補助券」を買い物500円ごとに配布しており、4枚で1回抽選できる。
同イベントの開催は6年ぶり。五十嵐書店店主で同商店会会長の五十嵐智さんら、当時の様子を知る人たちから再開を望む声があったという。羊のロッヂ店主で同商店会副会長の越坂部忠生さんらが今春から準備を進めてきた。
当選品は西早稲田商店会の対象店舗40店で使える金券を用意。1等=1万円(20本)、2等=5,000円(30本)、3等=1,000円(100本)、4等=400円(100本)、5等=200円(500本)、6等=ウエットティッシュまたはおもちゃなどが入ったカプセルで、外れくじはない。
当日は、子育地蔵尊周辺店舗の店頭でテイクアウトメニューを販売するほか、チンドン屋の「チンドン!あずまや」が境内や街を練り歩き、イベントを盛り上げる。来場者には先着100人に「地蔵せんべい」を配る。
越坂部さんは「遠方から来てもらうというよりは、近隣の方向けの『地域のお祭り』。コロナのあった3年間の影響で買い物の足が止まってしまい、再び地域の店に行く機会がないということもある。今回のイベントが地域の店に寄ってもらうきっかけになれば」と話す。
五十嵐さんは「昔からの商店がなくなり、以前ほど催し物などの商店会活動を手伝ってくれる人は多くないが、越坂部さんらが一生懸命やってくれている。とにかく成功するよう願っている」と期待を込める。