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西早稲田で「聞き流す、人類学。」キックオフイベント 新世界の地図を描く

「聞き流す、人類学。」イベント登壇者(左から)石井匠さん、宮台真司さん、伊藤雄馬さん、奥野克巳さん、加藤志異さん

「聞き流す、人類学。」イベント登壇者(左から)石井匠さん、宮台真司さん、伊藤雄馬さん、奥野克巳さん、加藤志異さん

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 ユーチューブ番組「聞き流す、人類学。」のキックオフトークイベントが1月27日、東京YMCA山手コミュニティセンター(新宿区西早稲田2)で開催された。

「聞き流す、人類学。」配信キックオフイベント 当日のグラレコ

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 主催は、ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」とのフィールドワークを続ける人類学者の奥野克巳さん、妖怪絵本作家の加藤志異さんらが2023年11月に立ち上げた「千早振る人類学研究会」。

 加藤さんを司会に、奥野さんのほか社会学者の宮台真司さん、言語学者の伊藤雄馬さん、芸術考古学者の石井匠さんが登壇し、それぞれの専門分野から発言。会場に集まった88人の参加者との質疑応答も行った。グラフィックを用いて登壇者らの発言をリアルタイムでまとめるグラフィックレコーディング(グラレコ)で2時間に及ぶトークイベントをビジュアル化した。

 奥野さんは「今日はキックオフとして、現代社会をどう捉え、現代社会そのもののゆがみや、私たちが抱える閉塞(へいそく)感や生きづらさをどう乗り越えていけばいいのかを、狩猟採集民あるいは古代人の知恵を手がかりにしながら探っていくことへと乗り出した。今後はユーチューブの中で、問題提起などもしていただきながら、この問題を取り扱っていきたい」と話した。

 加藤さんは「生きづらい社会で悩んでいる人が楽しく生きるヒントとなるトークイベントになったと手応えを感じている。今後は日本や世界のあちこちにフィールドワークに出かけてユーチューブで発信し、視聴者をはじめさまざまな人と交流して、日本でも狩猟採集民的な知恵が生きる場所をつくっていきたい」と意気込む。

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