松葉製作所(広島県府中市)が手がける「HHKB専用 亀甲名栗(きっこうなぐり) 木製パームレスト&キーボードルーフ」のショールームが3月15日、高田馬場駅前のコワーキングスペース「CASE Shinjuku」(新宿区高田馬場1)にオープンした。
「HHKB専用 亀甲名栗 木製パームレスト&キーボードルーフ」とフラッグシップの「HHKB Studio」
鋳造用木型の製作・修理、自社木製品ブランドの製品企画・製造・販売などを行う松葉製作所。2011(平成23)年には、初のオリジナル木製品となる木製iPhoneケースを発表した。
HHKB専用 亀甲名栗木製パームレスト&キーボードルーフは、PFU(石川県かほく市)が製造・販売する高級キーボード「Happy Hacking Keyboard(以下HHKB)」の専用品として2020年に発表。無垢(むく)板から作り上げており、パームレストとキーボードカバーを兼ねている。天板はノミで亀甲型のくぼみを入れる名栗加工がされており、独特の手触りや光の当たり方によって「亀甲名栗」の模様が変わる。ウオールナットとブラックチェリーの2種類の展開で、価格は各3万6,300円。
同コワーキングスペースでは以前から「HHKB」を展示し、利用客が試せるようにしていた。松葉製作所ではHHKBユーザーも多い東京での展示スペースを検討していたことから、展示スペースのオープンを決めた。
松葉製作所の松葉寛和さんは「職人が一つ一つ丁寧に手作りした製品の絶妙な凹凸を直接お試しいただける。触れることで初めて分かる細やかな違いを確かめてもらえれば」と呼びかける。
営業時間は10時~18時、日曜・祝日定休。