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オレンジコートに「HERE! tokyo」 スペシャリティコーヒーと手作りスイーツを提供

「HERE! tokyo」の店内

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 カフェ「HERE! tokyo」(新宿区大久保3)が戸山公園大久保地区近くのオレンジコートショッピングセンターにオープンして、1カ月がたった。

「季節のパフェ」と「ひあBlend」=オレンジコートに「HERE! tokyo」

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 店主のyumiさんが2020年に、札幌で「COFFEE HERE!」として間借り営業でオープンした同店。その後麻布十番や恵比寿でも間借り営業した後、今回初めて店舗を構え、店名も改めた。店舗面積は約10坪。席数は18席。

 看護師として働く傍ら、コーヒーセミナーに通い抽出の勉強をしていたというyumiさん。その後転勤先の札幌でコーヒー店巡りをする中で、グアテマラのコーヒー農家の人に出会い、「コーヒーを作るプロセスで味が変わる、という話を聞いてより興味が湧いた。誰がどういうふうにコーヒー豆を作っていて、どうやって運ばれて、ここでコーヒーになる、というストーリーを伝えたかった」と出店の経緯を話す。

 提供するコーヒーは、誰が作っているか過程が分かる豆を使っているという。ドイツのプロバット社製の焙煎(ばいせん)器を使って浅くいっても酸っぱくなり過ぎず、コンセプトである「甘さと華やかな香りがあって、誰でもおいしく飲める」コーヒー豆に仕上げるという。

 メニューは、オリジナルブレンドの「ひあBlend(浅いりスペシャルブレンド)」(800円)や「ひぐまBlend(中深いりブレンド)(750円)」などのほか、品評会で入賞した豆と同様のロットの「エチオピア タミルタデッセ アローベリー ナチュラル 浅いり」や、「ペルー ゲイシャ マキシミリアーノ・ガルシア」(以上900円)など20種以上を用意し、豆の販売も行う。国産食材を使い手作りする季節のケーキやパフェなどのスイーツも用意する。

 「このあたりでは自家焙煎でスペシャリティコーヒーを出す店はあまりないので、地域の方にも楽しんでもらいたい」とyumiさん。「年代問わずに皆さんが集まれるような場所を作っていけたら」とも。

 営業時間は12時~18時。火曜定休。現在は周年記念のスイーツやコーヒーを提供している。

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