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西早稲田の水稲荷神社で例大祭 西早稲田の街をみこしや山車が巡行

水稲荷神社例大祭の「宮元講神輿(みこし)」の様子

水稲荷神社例大祭の「宮元講神輿(みこし)」の様子

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 水稲荷神社(新宿区西早稲田3)の例大祭が9月7日、8日に行われた。

「宮元講神輿」の様子 その1=西早稲田の水稲荷神社で例大祭

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 同神社は941年に創建され、1963(昭和38)年に早稲田大学と土地交換を行い現在地に移転。今年の例大祭は3年に1度の宮みこしの出る「本祭り」の年だったが「陰祭り」として行われ、子どもみこしや山車を中心に町会みこしが街を練り歩いた。

 8日には神社お膝元の町会「宮元」の大人みこしを担ぐ「宮元講神輿(みこし)」が行われた。担ぎ手として「西睦」「北睦」「南上協力会」「早栄会」などの町会のほか、早大の学生サークル「まっちワークグループ早稲田」「早稲田祭2024運営スタッフ」の学生ら総勢約150人が参加した。

 ワセダグランド商店会会長で同神社総代の滝吉道信さんは「早大の学生さんには町会・商店会との融合してほしいという思いや、地域の皆さんの気持ちを高揚させられればとの思いから参加してもらった」と話す。

 早稲田大学29-7号館前の宮元の神酒所を出発した「八棟造」が特徴のみこしは、戸塚囃子(ばやし)保存会が戸塚囃子の演奏で先導する中、約2時間かけて西早稲田の街を練り歩いた。各町会の神酒所を経由しながら巡行し、沿道から見物客が見守った。

 滝吉さんは「祭りはやらないといけないとか、みこしを担ぐのはすごく難しいとか、そういうものではない。祭りはみんなのもの、自分たちのものと見直すきっかけになれば」と話す。

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