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早稲田駅前に自家焙煎のカフェ「NOBLE COFFEE」 「地元に根付く店を」

「NOBLE COFFEE」店長の寺田淳貴さん(右)とスタッフ

「NOBLE COFFEE」店長の寺田淳貴さん(右)とスタッフ

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 地下鉄東西線の早稲田駅前にカフェ「NOBLE COFFEE」(新宿区早稲田南町)がオープンして1カ月がたった。

ハンドドリップ「エチオピア」とガトーショコラ=早稲田駅前に自家焙煎のカフェ「NOBLE COFFEE」

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 1973(昭和48)年に西武百貨店船橋店にオープンした喫茶店「珈琲(コーヒー)貴族」の流れをくむ同店。「日常をちょっと豊かにする」をテーマに自家焙煎(ばいせん)コーヒーとスイーツを提供する新業態としてオープンした。店内は約22坪。客席は22席。

 生産地から流通経路などのトレーサビリティー(追跡可能性)が確保されたスペシャルティコーヒーを提供し、季節に応じてコーヒー豆を変更する。現在は南米2種、アフリカ2種、アジア・オセアニア2種とハウスブレンド1種を用意する。店長の寺田淳貴さんは「豆の特徴によって調整をしながら、直火式の焙煎機で少量ずつ丁寧に焙煎している」と話す。

 ドリンクは「本日のコーヒー」(ホット=550円、アイス=580円)、「ハンドドリップ」(ホット=650円~、アイス=700円~)、「コーヒーフロート」(680円)、「エスプレッソ」(400円)、「アメリカーノ」(ホット550円、アイス=580円)、紅茶(550円)、コーヒーの実の皮と果実を乾燥させたカスカラなどを使った自家製シロップをソーダで割った「コーヒーチェリーソーダ」(600円)などを用意する。

 ハンドドリップの現在のラインアップは、ブラジル、エチオピアデカフ(以上ホット=650円、アイス=700円)、エチオピア(ホット=700円、アイス=750円)、グアテマラ(ホット=680円、アイス=700円)。

 製菓担当のスタッフが作るスイーツは「コーヒーに合うように甘さを控えめにし、お互いの良さを消さないようにしている」(寺田さん)という。バナナケーキ(450円)、キャロットケーキ、ガトーショコラ(以上550円)、マカダミアチョコクッキー(1枚180円)、ココアオレンジクッキー(1枚150円)、自家焙煎コーヒークッキー(2枚150円)を用意する。

 フードメニューは、圧力鍋で作るバターチキンカレー(990円、サラダ付き1,200円)、牛すじカレー(1,210円、サラダ付き1,400円)。

 寺田さんは「歴史のある街『早稲田』に根付いた店作りをして、スペシャルティコーヒーをもっと身近に感じてもらえるように頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~19時。

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