
「CoderDojo Japan(コーダー道場ジャパン)」(新宿区高田馬場1)が4月4日、米国系のIT企業が寄贈したノートパソコン55台を国内の道場55カ所に配布した。
CoderDojo柏の様子1=米国系IT企業、「コーダー道場」の子どもたちにノートパソコン55台を寄贈
コーダー道場は、2011(平成23)年にアイルランドで始まった国際的な非営利活動で、子どもたちを対象としたプログラミング道場。国内では200カ所以上の道場があり、延べ1万人以上の子どもたちが参加している。運営はプログラマーやデザイナー、学生や教員などの協力によって支えられている。寄贈されたノートパソコンは道場開催日に貸し出し用などとして活用される。
コーダー道場ジャパン代表理事の安川要平さんは「多くの企業のサポートのおかげで、より楽しく、より参加しやすい状況になってきている。他方で、依然として『持ち運べるノートパソコンを持っていないため参加しづらい』『貸し出しパソコンの枠がすぐに埋まってしまう』といった声も届いている。今回寄贈いただいた55台のノートパソコンが、より多くの子どもたちが参加しやすくなるための一助になれば」と期待を込める。