
戸塚警察署が(新宿区西早稲田3)が4月6日、春の全国交通安全運動「出動式」を行った。
戸塚警察署 長谷川暁子署長のあいさつ=戸塚警察署で、春の全国交通安全運動「出動式」
春秋合わせて154回目となる全国交通安全運動。今回は「子どもをはじめとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践」「歩行者優先意識の徹底とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進」「自転車・特定小型原動機付き自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの順守の徹底」「二輪車の交通事故防止」を重点項目に掲げ取り組む。
同署中庭で開かれた出動式には、長谷川暁子戸塚警察署長ら同署員と、戸塚交通安全協会から小澤勇人会長ら役員が参加。長谷川署長は「悲惨な事故を1件でも減らすことを肝に命じ、悪質、重大な事項については看過しない覚悟を示していただきたい。期間中、住民の方と協力し合い、交通安全協会と警察署が一丸となって効果的な安全運動にしていただきたい」と呼びかけた。小澤会長は「自転車や電動モビリティーの増加などで道路交通事情が様変わりしてきた。これによって事故が多発する可能性が高まっているが、戸塚警察署と連携を取りながら、交通事故をゼロに収めるように取り組みたい」とあいさつした。
交通安全運動は4月6日~15日の10日間。期間中は、交通安全協会、警察署によるさまざまな啓発、警戒活動などの取り組みを行う。12日には、日本テレビが放送する天気予報のマスコットキャラクター「そらジロー」を迎え、区立戸塚第二小学校で「戸塚交通安全のつどい TOTSUKA SAFETY ACTION」を行う。