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早大・大隈講堂で被団協の早大校友が講演 「未来を考えるきっかけに」

被団協の代表理事・田中聰司さん(右)と事務局長・濱住治郎さん(真ん中)が4月、早大の田中愛治総長(左)と懇談した際の様子(写真提供=早稲田大学)

被団協の代表理事・田中聰司さん(右)と事務局長・濱住治郎さん(真ん中)が4月、早大の田中愛治総長(左)と懇談した際の様子(写真提供=早稲田大学)

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 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表理事・田中聰司さんと事務局長・濱住治郎さんの講演会が11月6日、早稲田大学大隈記念講堂(新宿区戸塚町1)で開催される。主催は早稲田大学Global Citizenship Center(GCC)。

被団協の代表理事・田中聰司さん(右)と事務局長・濱住治郎さん(左)=早大・大隈講堂で被団協の早大校友が講演

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 被団協が昨年12月にノーベル平和賞を受賞したことを記念するとともに早大の創立150周年記念事業の一環として開催する。田中さんと濱住さんは、被団協創設の中心的人物である故・藤居平一さんと共に早大出身。藤居さんは当時の大濱信泉総長に掛け合い、記念会堂(現、早稲田アリーナ)での第4回原水爆禁止世界大会の開催に尽力した。

 当日は、ノーベル平和賞を受賞した意義のほか、早大とのつながりなどを話してもらう。パネルディスカッションには、早大在学中に赤十字国際委員会(ICRC)ユース代表として3回にわたり核兵器禁止条約の締約国会議に派遣された高垣慶太さんのほか、聞き手として朝日新聞戦略部次長の藤えりかさんが加わり、世界人類への貢献の切り口などを考える機会にする。

 「この切り口でのパネルディスカッションは『貢献の早稲田』を掲げる早大にとっても意義がある」と企画担当者。「自分の未来のほか自分たちや下の世代のことを一人一人が考えるきっかけになれば」と話す。

 開催時間は13時~14時30分。入場無料。要予約。英語への同時通訳用のイヤホンを用意する。

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