3密を避けて新しい生活様式へ!

暮らす・働く

早稲田のクリニックに「善意」のマスク届く 開業医のマスク不足知ったテレビ視聴者から

「栗原隆ウェルネスクリニック」栗原隆院長

「栗原隆ウェルネスクリニック」栗原隆院長

  •  
  •  

 新型コロナウイルス感染症の影響で懸念されるマスク不足について、「小さなクリニックほど足りていない」と、テレビ番組で窮状を訴えた早稲田の開業医の下に、全国から激励の声やマスクが届いている。

「栗原隆ウェルネスクリニック」に届いた、マスクと激励の絵(提供:栗原隆ウェルネスクリニック)

 テレビ番組でコメントしたのは、地下鉄東西線早稲田口から夏目坂を少し上った所でクリニックを営む栗原隆院長。2016(平成28)年7月から、内科クリニック「栗原隆ウェルネスクリニック」(新宿区喜久井町4)とメディカル整体・パーソナルトレーニングジムを併設する「Dr.TAKA(ドクタータカ)ウェルネスラボ」を営む。

[広告]

 栗原さんは、これまで内科医・スポーツドクターとして、テレビ番組などに出演。番組の医療監修も行ってきた。新型コロナウイルス感染症の影響について、医療機関でのマスクや消毒液の不足は「小さなクリニックで特に深刻」と自らのクリニックの実情をテレビ番組で伝えた。

 出演後、クリニックには、マスクを送りたいという趣旨のメールや電話が入った。中には「手元にあるマスクでも役に立つならお送りしたい」とマスクの写真を添付したメールの後、翌日、写真にあったマスクと幼い子が描いた激励の絵を同封して届けてくれた人もあった。

 栗原院長は「咳(せき)をしただけでも白い目で見られるような殺伐とした空気が漂う世の中で、すぐにマスクを送って下さる方がいたということが有難かった。その気持ちに心が温まる思い」と感謝する。「一開業医としては、最新の注意を払い神経をすり減らしながら患者さんと向き合う毎日の中、その医療行為に欠かせないマスクや消毒液などの調達に一喜一憂しなければならない小さな医療機関の実態が伝わり、小さくても改善の一助になるならうれしい」と期待を込める。

 「一斉休校や在宅勤務などで外出を控える人が多くなっているが、そういう生活でストレスをためないことが大事。家の中での軽い運動をする、好きな音楽を聴くなどすることを勧めたい。新型コロナウイルス感染症に関する最新情報や日々の過ごし方について、SNSなどさまざまなかたちで情報発信もしていくので役立てていただければ」と呼び掛ける。

Stay at Home