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早大「オンライン早稲田祭」にプレエントリー239団体 課外活動、条件付き再開へ

昨年の「早稲田祭2019」の「Opening Festival」の様子(提供:早稲田祭2020運営スタッフ)

昨年の「早稲田祭2019」の「Opening Festival」の様子(提供:早稲田祭2020運営スタッフ)

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 早大の239の学生団体などが史上初のオンライン開催となる早大の学園祭「早稲田祭2020」に参加するため、プレエントリーフォームを締め切りの7月18日までに提出した

「早稲田祭2020運営スタッフ」代表・副代表の皆さん

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 「早稲田祭2020」を主催する「早稲田祭2020運営スタッフ(以下、運スタ)」が新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインでの開催を7月3日に発表。「我慢、辛抱の多い今、新たな一歩を踏み出せる早稲田祭」になることを願い、「今、新たに」をキャッチコピーに11月7日、8日に開催する。

 プレエントリーフォームは、「早稲田祭2020」に参加を希望する早大生やサークルが提出するフォーム。7月5日からエントリーを受け付けていた。初となるオンライン開催で、どの程度の参加申し込みがあるか注目が集まっていた。今後は運スタと参加団体担当者の間で、開催の形態が変わったことによる不安や疑問の解消を図るために個別対応を行い、準備を進める。

 「早稲田祭2020」は「参加団体・参加者企画」と「運営スタッフ企画」の2つの企画を用意する。「参加団体・参加者企画」は、タイムテーブルに沿って、教室などの大学の屋内施設に設置するパフォーマンススペースで行う「短時間企画」、10時~13時、14時~17時の半日間で行う「半日企画」、10時~17時で1日行う「単日企画」、作品や出版物を早稲田祭2020公式サイトや参加団体のSNSを用いて展示する「出版・展示企画」の4つで構成する。

 「運営スタッフ企画」は、運スタが早稲田祭のために運営・演出を行う企画。「1日目開幕企画」「1日目閉幕企画」「2日目開幕企画」「2日目閉幕企画」の4つを用意する。例年はダンスやミュージカルなどを複数団体で企画を作り上げている。オンライン開催は、「早稲田祭2020」のサイトに情報を集約し、ユーチューブのライブ配信、Zoomなどを活用する予定。オフライン開催の特徴である偶発性や複雑性、双方向性の再現も目指す。

 運スタ代表の福島陽(ひなた)さんは「このような状況下で多くの方が早稲田祭2020の参加の意思を持ってくれたことが何よりうれしく、身が引き締まる思い。オンラインということで初参加の方も一定数いる。オンラインならではの新たな魅力、そして早稲田祭を通して全ての人が新たに一歩踏み出せる活力にあふれる早稲田祭2020を作っていきたい」と意気込む。

 早稲田大学は春学期の授業を全てオンラインで実施するほか、学生に対してサークルなどの対面での活動を伴う課外活動の自粛を要請していたが、8月2日以降の学生への課外活動の自粛要請の段階的解除を7月20日に発表した。9月20日までの間、「練習」を目的とした課外活動を条件付きで認める方針。

 福島さんは「課外活動が制限付きながらも再開できることはとてもうれしい。ルールを守りながら、オンラインとオフラインをうまく使い分けて活動していきたい」と話す。

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