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高田馬場の「リスカフェ」がリニューアル スイーツ中心に、新メニューかき氷も

高田馬場「リスカフェ」のオーナーパティシエの前田峻行さん(左、撮影のためマスクを外している)

高田馬場「リスカフェ」のオーナーパティシエの前田峻行さん(左、撮影のためマスクを外している)

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 戸山公園近くのスイーツ専門店「リスカフェ」(新宿区大久保3)が7月12日、リニューアルオープンした。

「リスカフェの」の桃丸ごと1つ使う限定メニュー「桃のミルフィーユ氷」

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 「リスカフェ」は、テーマパークのホテルでパティシエを務めていたオーナーの前田峻行さんが2013(平成25)年に現在の場所にオープン。「笑顔がカエル場所。」をコンセプトに、旬のフルーツを使ったパフェやミルフィーユ、プリンなどを提供してきた。レンタルスペースとして営業時間外に貸し出すほか、オーダーケーキの販売や前田さんによるスイーツレッスンも行う。

 5月末から休業し、店内の改装を行ってきた。床下の地面がむき出しで、湿気がたまることが長年の課題だった。2018(平成30)年には、床を支える土台が腐り始めていたため、クラウドファンディングで修繕費を募り、工事を行った。しかし根本的な改善には至らなかったため、今回は湿気対策として床下にコンクリートを打つ修繕工事を実施した。

 併せて店内の内装も全面的にリニューアル。天井を抜いて高くし、エアコンを新調。シーリングファンの設置や照明の変更を行い、居心地の良さを追求した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、リニューアル後はスイーツ専門店として営業し、ランチメニューやショーケースのケーキ販売は終了する。新メニューとしてかき氷を用意。ワンドリンク制だが、かき氷は単品で注文可能。

 前田さんは「店舗を移転するか悩んだが、この場所に愛着を持ってくれているお客さんも多いため、床の工事をやり直してこの場所で営業を続けていこうと決断した」と話す。

 メニューは、「キャラメルプリン」(900円)や「季節のミルフィーユ」「季節のプリンパフェ」(以上1,600円)、沖縄県産黒糖本和香糖をシロップにしたかき氷(900円)、国産イチゴの果肉がのったかき氷(1,150円)などを提供。「京都86farm」直送の白麦茶の飲み放題も付くドリンクセットも用意する。

 今シーズンの限定メニューとして、「さくらんぼのミルフィーユ」や「さくらんぼのプリンパフェ」(以上1,600円)、桃を丸ごと1つ使った「桃のミルフィーユ」「桃のミルフィーユ氷」(以上1,600円、要予約)を提供する。今後も旬のフルーツを使ったメニューを提供していくという。

 前田さんは「新メニューのかき氷は、信州の深層天然水を使った宮下製氷冷蔵の氷を使っている。口当たりのやわらかさが特徴。これから暑くなる季節にかき氷を食べに来ていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~17時。月曜定休。スイーツの予約・取り置きはインスタグラムのダイレクトメッセージから。前日24時まで受け付ける。席は予約・取り置きの客が優先。

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