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西早稲田にラーメン店「Chu-Ru-Ri」 煮干し24時間水出しや鶏パイタンに追いかつおなど特徴

「Chu-Ru-Ri西早稲田店」の関口奈々さん、店主の関口翔也さん

「Chu-Ru-Ri西早稲田店」の関口奈々さん、店主の関口翔也さん

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 西早稲田のラーメン店「Chu-Ru-Ri(チュルリ)西早稲田店」(新宿区西早稲田2、TEL 03-6273-9293)がオープンして、1カ月がたった。

「Chu-Ru-Ri西早稲田店」の「水出し淡麗煮干し中華そば」

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 「Chu-Ru-Ri」は「ラーメンけいすけグループ」で修業した店主の関口翔也さんが北区十条に1号店を2019(平成31)年1月にオープン。店名には「チュルリと食べやすいように」との思いを込めた。十条店は老若男女に楽しんでもらえるように、幅広い種類のラーメンを提供してきた。

 新店舗に専念しつつ、十条店にも行き来できるエリアで出店を検討し、西早稲田に決めた。ラーメン激戦区として知られる高田馬場・早稲田エリアへの出店については「十条もラーメン激戦区だった。いろいろなラーメン店がある中で、結果を残していきたい」と関口さんは意気込む。

 西早稲田の店舗は十条店とはコンセプトを変え、学生や女性客も意識した。「新しいワセメシになれるよう若者向けで、女性1人でも入りやすいような内装をイメージした」と言う。席数はカウンター13席で、学生の団体客にも対応できるようにし、提供しやすさも追求した。

 十条店とは異なるメニューを提供する。「一からスープを作り直し、メニューを新たに作った」というラーメンは、たれはしょうゆ、スープは鶏ベースと煮干しベースのみにし、メニューは4種類に絞った。「ラーメンけいすけグループ」は店舗ごとに異なるメニューを提供しており、その経験を生かした。

 「水出し淡麗煮干し中華そば」は、煮干しを24時間かけて水出ししたスープを使用。ラーメン1杯で、約300グラムの煮干しを使うという。「濃醇(のうじゅん)重ね鰹(かつお)の鶏中華そば」(以上900円)は、鶏パイタンスープに追いかつお節とローストしたタマネギをミックス。「濃醇鶏魚介つけ麺」(880円)は2つのラーメンのスープを合わせる。とろみ付けには、バターと小麦粉を混ぜたブールマニエを使う。「Chu-Ru-Riまぜ油そば」(880円)は、オリーブオイルを使う。

 関口さんは「まずワセメシとして認知してもらえるよう頑張っていきたい。十条の店では老若男女に愛される店づくりをしてきた。西早稲田でも気軽にふらっと入れるような愛される店にしてければ」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11~16時、ディナー=18時~22時。

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