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高田馬場のラーメン「渡なべ」が20周年 「濃厚豚骨魚介」特徴、限定メニューも

高田馬場のラーメン「渡なべ」の店主・渡辺樹庵さん

高田馬場のラーメン「渡なべ」の店主・渡辺樹庵さん

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 高田馬場のラーメン専門店「渡なべ」(新宿区高田馬場2、TEL 03-3209-5615)が4月21日、20周年を迎えた。

「渡なべ」の定番メニュー「らーめん」(930円)

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 店主の渡辺樹庵さんは、これまで8000店以上のラーメンを食べ歩いたラーメンフリークとしても知られる。高校1年生の時に渋谷のラーメン専門店「げんこつ屋」(現在は閉店)で食べたラーメンに衝撃を受けたことが、ラーメンを探求するきっかけになったという。

 高校2年生の時にはラーメン作りに着手。ラーメン専門店の厨房を見せてもらいながら作り方を教わったり、知人や友人に振る舞ったりした。大学生の頃にはラーメン専門店のプロデュースも手がけるようになった。

 同世代で「すっごいよ」(現在は「あびすけ」)店主の高橋知紀さんと出会ったことで、刺激を受け、自分でも店を出すことを決断した。ランチから夕方までで営業が終わる店を目指していたため、アイドルタイムでも人がいるような場所を候補に立地を探し、2002(平成14)年に現在の場所へ出店した。席数はカウンター8席。

 ラーメンは、豚骨スープと魚介スープをどちらも濃くし、合わせることで作る「濃厚豚骨魚介」が特徴。メニューは「らーめん」(930円)、「味玉らーめん」(1,050円)、「ちゃーしゅーめん」(1,230円)など。ラーメンと同じ価格で、つけ麺メニューも用意する。

 20周年を記念して現在、渡辺さんが影響を受けたという「永福町大勝軒」を意識して作った「幻の渡なべ 2022」(1,200円)を提供している(5月22日まで)。

 渡辺さんは「オープンするときの目標は20周年を迎えることだった。しかし、まだまだ通過点で一人前になれた実感は全然ない。これからもお客さんに喜んでもらえる店にしていければ」と話す。

 営業時間は11時~20時。

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