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高田馬場の居酒屋「角家」再開 火災から5カ月、「待ってました」の声

「鰻酒場スミカ」(右から)店主の木村潤也さん、栗原和幸さん、料理長の厚母健さん

「鰻酒場スミカ」(右から)店主の木村潤也さん、栗原和幸さん、料理長の厚母健さん

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 火災で休業していた居酒屋「角家(すみか)」が10月20日、「鰻(うなぎ)酒場 スミカ」(新宿区高田馬場3、TEL 03-3361-1179)としてリニューアルオープンした。

「鰻酒場スミカ」のランチ「東西食べ比べ重」

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 同店は、2階建て古民家で2004(平成16)年12月に創業。ウナギとおでんの店「角家」として親しまれてきたが、今年6月4日9時ごろ、火災が発生し、5カ月間休業していた。

 店主の木村潤也さんは出火について「漏電により2階から出火した。午前中で店内に人がいなかったことや、周囲への延焼がなかったことが不幸中の幸いだった。ちょうどその頃、近隣で火災が続いていたため、数日前のミーティングで気を付けていこうと話した直後だった」と話す。

 幸い建物の構造に大きな被害はなく、内装などのリニューアルにより10月20日に再開を果たした。ウナギに特化した飲み屋をコンセプトに看板も変更した。店舗面積は14坪。席数はテーブル=20席、カウンター=5席。

 木村さんは「残ってくれたスタッフと少数精鋭の体制で、お客さまに喜んでもらうためにはどうしたらいいか考えた結果、ウナギにこだわった店に決めた。『角家』は創業18年になるが、なかなか『すみか』と呼んでもらえないことから店の看板も変えることにした」と話す。

 ランチメニューは、「鰻の三色丼」(1,300円)、うな丼(ハーフ=1,700円)、うな重(1尾=3,280円)、蒸して焼く関東のかば焼きと、蒸さずに焼く関西のかば焼きの「東西食べ比べ重」(1尾=3,280円)、ひつまぶし重(1尾=3,400円)など。

 ディナーメニューは、ウナギを中心にした串もの(1本=210円~)、「うなぎ刺身」(980円)、うざく(880円)、うまき(880円)、かば焼き、白焼き(以上、ハーフ=1,600円、1尾=3.100円)、「東西食べ比べ」(3,100円)など。

 ドリンクは、生ビール(小=400円、中=550円)、ハイボール、サワー(以上450円~)、焼酎(500円~)、ソフトドリンク(350円)、日本酒は各地の人気の銘柄を取りそろえる。

 木村さんは「再開の日は告知せず店を開けたが、口コミやSNSで知ってもらい多くのお客さまに来店いただいている。皆さんから『待ってました』と声をかけられ『本当にお待たせしました』という気持ちでいっぱいになる。良い店になるようスタッフと精いっぱい努めていきたい」と力を込める。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~22時。月曜定休。

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