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早大三大名物行事「100キロハイク」が3年ぶり開催 「どうしてもやりたかった」

100ハイのゴールを目指し、早大南門通りを駆け抜ける参加者

100ハイのゴールを目指し、早大南門通りを駆け抜ける参加者

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 「第59回本庄~早稲田100キロハイク(以下、100ハイ)」が11月20日、3年ぶりに開催された。主催は早大公認サークル「早稲田精神昂揚会(以下、昂揚会)」。

小雨の中、早稲田キャンパスに到着した疲れた表情の参加者

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 埼玉県の本庄早稲田(埼玉県本庄市)から早稲田キャンパス(新宿区西早稲田1)を目指し、約100キロを2日間かけて歩く100ハイ。早慶戦、早稲田祭と並ぶ「早稲田大学三大名物行事」とされる。新型コロナ感染拡大の影響で2020年に開催予定だった第58回が延期の末、2021年に中止となり、以後行われていなかった。中止は記録が残る2000(平成12)年以降で初めてだった。

 感染症対策として、2日間の開催を1日にし、ルートも約40キロに短縮。早大所沢キャンパス(埼玉県所沢市)から出発し、早大学院(練馬区)を経由して、早稲田キャンパスを目指した。約500人の参加者の中には、熊の着ぐるみ、チャイナドレスや全身タイツ、アニメキャラなどのコスプレなど、恒例となっているユニークな格好で参加する人の姿も見られた。

 3年ぶりの開催となり、初参加の学生が多かった今回の100ハイ。参加者からは「めちゃくちゃきつい」「本来2日間あるなんて、地獄過ぎる」などの声が聞かれた。過去参加者からは「今年は1日だったので、楽しく歩けた。来年は2日間で開催してほしい」との声も。

 長年続くイベントとして認知されていることから、道をすれ違う人から「100ハイ、頑張れ」「昔参加したことがある」など声が参加者にかけられる場面も見られた。東村山市の歩行ルートでは、地元の卒業生組織の「東村山稲門会」が飲料を配布し、参加者にエールを送った。

 所沢キャンパスを9時に出発し、先頭集団は13時ごろには早大学院に到着。休憩やさらに体を追い込むためのバーピージャンプやプランクなどを実施し、14時30分に早大学院を出発。小雨が降る中、先頭集団は16時45分に早稲田キャンパスに到着した。その後、続々と参加者が到着し、お互いに労をねぎらった。

 3年ぶりの開催で運営ノウハウを知る学生が少なくなっていることから、昂揚会や100ハイ運営を手伝う友好サークルの卒業生約20人もスタッフをして参加。ノウハウを継承し、来年以降への開催にたすきをつないだ。

 閉会式で100ハイ実行委員長の関口怜央さんは「自分は早稲田が好きなわけでもなく、100ハイが好きなわけでもないが、この伝統をつなげなかったら、これまでつくってきた先輩たちに義理を欠いてしまうと思っていた。だから完全な形でなくても、どうしてもやりたかった。何度も中止になり、ここまでとても長かったが開催できて良かった」と振り返った。

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