
新宿区が7月1日から区内での路上喫煙禁止の対象に加熱式たばこを加える。
加熱式たばこの路上喫煙禁止を周知するポスター=新宿区内で加熱式たばこも路上喫煙禁止へ
新宿区では2005(平成17)年に施行された「新宿区空き缶等の散乱及び路上喫煙による被害の防止に関する条例」により、新宿区内全域で路上喫煙を禁止し、たばこを吸う人も吸わない人も快適で住みよい地域をつくることを目指し、分煙を推進している。
これまでは紙巻きたばこのみが対象だったが、新宿区議会の令和7年第1回定例会において2月19日、加熱式たばこ、ならびにその蒸気も禁止の対象に含める条例改正が第30号議案として提出されていた。同議案書によると、提出の理由は「加熱式たばこの需要の拡大を踏まえ、加熱式たばこによる路上喫煙などを禁止の対象に加える必要があるため」という。同定例会で可決された。
現在、高田馬場駅前ロータリー広場(新宿区高田馬場1)の喫煙所にも禁止を周知するポスターが掲出されている。