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早稲田大学周辺商店連合会とJ:COM港・新宿が「地域安全に関する協定」締結

「地域安全に関する協定」立会人

「地域安全に関する協定」立会人

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 早稲田大学周辺商店連合会(以下、W商連)とJ:COM港・新宿が8月29日、「地域安全に関する協定」を締結した。

J:COMキャラクター「ざっくぅ」と早稲田祭キャラクター「わせだサイくん」=早稲田大学周辺商店連合会「地域安全に関する協定」

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 W商連は、早稲田大学周辺の7つの商店会と早稲田古書店街連合会で構成する連合商店会。早稲田大学創立100周年の年に当たる1982(昭和57)年に、周辺商店間のコミュニケーションの強化と同大との連絡・連携の窓口の役割を果す組織として5商店会で立ち上げた。地域通貨「アトム通貨」の流通、早大早稲田キャンパスを会場とする地域イベント「早稲田地球感謝祭」の開催、早稲田ブランド商品「地ビール早稲田・ワセダスイーツ」の企画のほかウェブサイト「わせまちドットコム」で情報発信を行っている。

 協定は「安心で安全に暮らせる地域社会」の実現に努めることを目的とし、空き巣、ごみ不法投棄、特殊詐欺等各種犯罪の未然防止に関する啓発活動、自治会の地域内における犯罪や事故の発生を認知した際の情報連携などを行うもの。

 J:COM港・新宿は、本締結により、一戸建て向け防犯カメラサービスの提供を通じ、地域内の犯罪抑止や、コミュニティー全体の防犯意識を高めることで、安全な生活環境を提供し、より安心して暮らせる街づくりを目指すとする。

 W商連の会長を務める北上昌夫さんは「私たちの活動は、早稲田大学、学生、地域の人たちや企業との早稲田愛と友情関係によって成り立っている。本協定も、地球感謝祭をはじめ日頃から地域の活動に関する情報発信で協力を頂いているJ:COMさんから地域のためにとお声かけがあった」と話す。

 協定締結には、J:COM港・新宿から渡邊安太郎局長が、W商連からは早大西門通り商店会の北上昌夫会長、大隈通り商店会の安井浩和会長、早稲田商店会の山内康行会長、早大南門通り商店会の宇田川正明会長、ワセダグランド商店会の滝吉道信会長、早稲田駅前商店会の須藤俊勝さん、早大通り商栄会の白井達昌会長、事務局の佐藤靖子さんが立ち会った。

 北上さんは「近年、マナー違反やごみの不法投棄、さまざまな犯罪が増えてきている。行政や警察などでも対策に取り組んでいるが、人任せにしていないで自分からも動いていかないと良くはならないと思う。安心安全の街にできるように努力していきたい」と話す。

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