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高田馬場・東亜DKKのオフィスで福祉アート展 「活動を知ってもらえたら」

前回、東亜ディーケーケー賞を受賞した「白旗▽(ハートマーク)」(湯町喜美子さん作)。写真提供=新宿アール・ブリュット企業展推進コンソーシアム

前回、東亜ディーケーケー賞を受賞した「白旗▽(ハートマーク)」(湯町喜美子さん作)。写真提供=新宿アール・ブリュット企業展推進コンソーシアム

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 福祉アート展「第4回新宿アール・ブリュット企業展」が12月16日から、東亜ディーケーケー本社ビル(新宿区高田馬場1)で行われる。主催は新宿区内社会福祉法人連絡会と協賛企業で構成する「新宿アール・ブリュット企業展推進コンソーシアム」。

前回の最優秀賞作品「スノーマンズ」=高田馬場・東亜DKKのオフィスで福祉アート展

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 同展は新宿区内の福祉施設や高齢者施設の利用者や児童のアート作品を企業のオフィスに展示し、多様性・公平性・包摂性(DE & I)の推進などを目指す。人材サービス会社ネオキャリア(西新宿1)がオフィスを明るくするためにアートを飾りたいと声を上げたことをきっかけに、新宿区内の福祉施設などが協力する形で2023年3月から始まった。

 区内の福祉施設などから集まった約400作品を企業のオフィス4カ所に展示する。前回より約100作品増えた。各会場で来場者に投票してもらい、最優秀賞と各協賛企業賞を選出する。

 同展の発起人の1人で、ネオキャリアでサステナブル推進を担当する高山功平さんは「展覧会が終わるとすぐに次の年の制作に取りかかる人がいるほか次は賞を取りたいとの声も多く、福祉施設などの利用者の創作意欲は年々上がっている。作品が飾られ、施設の利用者が見学に来るので、オフィスにいる社員がDE & Iについて考えるきっかけになっている」と話す。

 東亜ディーケーケー企画担当者の松田和真さんは「前回初めて参加し、多くの人に喜んでもらった。会社の関係者だけでなく、一般の人にも気軽に来場してもらい、このように活動していることを知ってもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~15時。12月18日まで。

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