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早大からJリーグ・WEリーグに6選手が加入 プロの舞台での意気込み語る

(左から)本保奏希選手、佐々木奈琉選手、宗形みなみ選手、生田七彩選手、森田大智選手、山市秀翔選手

(左から)本保奏希選手、佐々木奈琉選手、宗形みなみ選手、生田七彩選手、森田大智選手、山市秀翔選手

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 早稲田大学ア式蹴球部からJリーグ・WEリーグに加入する6選手が12月9日、早稲田大学大隈会館(新宿区戸塚町1)で記者会見を行った。

応援部がエールを送る様子=早大からJリーグ・WEリーグに6選手が加入

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 2026特別シーズンからJリーグクラブに加入するのは山市秀翔選手(川崎フロンターレ)、佐々木奈琉選手(V・ファーレン長崎)、本保奏希選手(ガイナーレ鳥取)、森田大智選手(AC長野パルセイロ)の4選手。2026年からWEリーグに加入するのは宗形みなみ選手(RB 大宮アルディージャ WOMEN)、生田七彩選手(ちふれASエルフェン埼玉)の2選手。

 山市選手は「来シーズンの目標は特別大会での優勝と、スタメンで活躍し続けること。ワールドカップメンバーに選出してもらえるような活躍をしていきたい」と意気込みを語った。佐々木選手は「高校卒業時点では無理だったサッカー選手という仕事に大学を卒業して就けることをうれしく思う。J1でも、自分の武器を最大限に生かし頑張りたい」とコメント。本保選手は「1年目から試合に絡み、チームの勝利に貢献できるような選手になりたい。結果にこだわって、チームとしても個人としてもステップアップできれば」と抱負を述べた。森田選手は「開幕戦からスタメンを取り、1年目からチームを任せられるような選手になり、J2、J1に昇格させられるよう頑張りたい」と話した。

 「プロ内定選手にはプロ基準で厳しく見てきた」と同部の兵藤慎剛監督。「強いチームは当たり前のことを当たり前以上にできる組織。それらを学んでくれた。これから早稲田という看板を背負って社会に飛び出す上では、責任感や覚悟を持ってより取り組んでほしい」とエールを送った。

 宗形選手は「自分の持ち味である『攻守におけるハードワーク』で攻撃の起点となり、愛のあふれるプレーでチームを勝利に導ける選手に成長していきたい」と意気込む。生田選手は「持ち味の『攻撃の推進力』と『熱いプレー』で1試合でも多くチームの勝利に貢献できるよう全力で頑張りたい」と抱負を述べた。

 「下級生の頃から非常に個性の強い2人だった」と同部女子部門の後藤史監督。女子部門は12月23日に開幕する「第34回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)」に挑む。後藤監督は「関東大学女子サッカーリーグでの5位という結果は悔しく思っている。この悔しさを晴らすにはインカレでの王座奪還しかないので、2人はそこからプロの道へと進んでいってほしい」と話した。

 会見の最後には早大応援部が各選手にエールを送った。

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