喫茶店「白井珈琲(コーヒー)店」(新宿区高田馬場4)が12月30日、高田馬場の早稲田通り沿いにオープンした。
牛込神楽坂にあった「牛込珈琲店」(納戸町)が移転し、店名を新たにオープンした同店。白井昭さん、千穂さん夫婦が切り盛りし、ドリンクがメインのセルフサービスの喫茶店として営業する。店舗面積は13坪。カウンター席4席、テーブル席4卓8席のほか、ベンチシートを設置。Wi-Fiや電源も用意する。
昭さんはカフェチェーン「珈琲館」で商品開発などに携わった後、同社の支店譲渡制度を利用して「珈琲館 牛込神楽坂店」を経営。2019年に「牛込珈琲店」にリニューアルした。珈琲館時代から49年間営業してきたが、昨年9月に閉店した。昭さんは「閉店後、1人で切り盛りができる大きさで、自宅とダウン症の息子が通う学校に近い物件を探していて、ここが見つかった」と話す。
コーヒーは山下コーヒー(北山伏町)の備長炭で焙煎(ばいせん)した豆を使う。メニューは、炭火ブレンド、アメリカンコーヒー、アイスコーヒー、エスプレッソ、ダージリンティー(以上400円)、カフェラテ(500円)、チャイカフェ、ココア(以上550円)、クリームソーダ(680円)などを用意する。
知的障害者の通所施設「新宿第二あした作業所」の利用者が作る洋菓子を販売する「デュマン」(西早稲田1)から仕入れるクッキー(350円)やパウンドケーキ(310円)なども用意する。「実際に工房を見学して、障害のある方が一つずつ丁寧に作っている姿を見て、少しでも認知を広めたいと販売している」と昭さん。
「近隣の方が立ち話をするように気軽に来店してほしい。貸し切り利用なども柔軟に対応したい」と昭さん。「情緒が不安定だったり、じっとしていられなかったりする人が喫茶店などを利用するのはすごく勇気が要ることなので、障害のある人も気軽に利用できる店にしていきたい」とも。
営業時間は8時~19時(土曜・日曜・祝日は11時から)。2月から水曜定休の予定。