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早大の名物行事「100キロハイク」に1300人が参加 「大学4年間の集大成」の声も

ゴールを目指し早大南門通りを走る参加者

ゴールを目指し早大南門通りを走る参加者

 早大公認サークル「早稲田精神昂揚(こうよう)会」が「第63回本庄~早稲田100キロハイク(以下100キロハイク)」を5月23日・24日に開催し、1300人超が参加した。

元気な状態で1区のスタートする瞬間=早大の名物行事「100キロハイク」に1300人が参加

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 埼玉県の本庄市から早稲田キャンパス(新宿区西早稲田1)を目指し、100キロ超を2日間かけて歩く100キロハイク。早慶戦、早稲田祭と並び「早稲田大学三大行事」とされる。コロナ禍では延期が相次ぎ、再開後の参加人数が500人を下回る年もあったが、昨年には800人超まで回復。今年はコロナ禍以前と同程度の規模となった。

 肉体的に負担がかかり、「早稲田らしさ」が感じられるため、在学中の思い出に挙げる卒業生も多い。サークル単位での参加者が多いが、個人や卒業生の参加もあり、コスプレをして歩く人もいることで知られる。今年は馬の着ぐるみ、石油王、「スター・ウォーズ」のストームトルーパーなどのコスプレが見られた。早大周辺に店を構える油そば専門店「武蔵野アブラ學会(がっかい)」のチン正男さんも初めて参加し、参加者から「本物ですか?」などと声をかけられていた。

 全6区からなる100キロハイク。23日は9時ごろに「JA埼玉ひびきの本店」(埼玉県本庄市)を出発。歩きやすい気温の曇り空の中、1日目の休憩所になっている「桜沢コミュニティセンター」(寄居町)、「ホテル ニューサンピア埼玉おごせ」(越生町)、「東京家政大学 狭山校舎」「入間市市民体育館」(以上、入間市)をそれぞれ目指した。

 24日は「東京家政大学 狭山校舎」「入間市市民体育館」を6時ごろに出発。早大の「所沢キャンパス」(所沢市)、「早稲田大学高等学院」(練馬区)を経由し、18時30分ごろ、ゴール地点の早稲田キャンパスに約300人程度の先頭集団が到着した。終盤、高田馬場駅前の交差点に差し掛かると「帰ってきた」「あとちょっと」「泣きそうになる」などの声が聞かれた。

 ゴール後、初めて参加したという政治経済学部2年の男子学生は「めちゃくちゃしんどかったが、ゴール後の達成感がすごい。道中では仲間がごみ拾いしながら歩いていて、少し変わった参加方法も楽しめた。また出たい気持ちと、もう出たくない気持ちがせめぎ合っているが、来年も多分出ると思う」と話した。

 同じく初参加という教育学部2年の男子学生は「足は動くのに、どこかが必ず痛い。痛くないところを探すのが難しいという初めての経験ができた。6区は出遅れたが、最後に先頭集団に追い付くことができた。来年も絶対参加したい」と話した。

 3回目の参加という文化構想学部4年の女子学生は「今年が一番楽しかった。出れば出るほど楽しい。みんなを助けながら歩いていた友人が、最終的にけがでリタイアする姿を見て、『早稲田精神』は弱い自分を認めながら人を助け、人に助けられ、共に戦うことだと思った。大学4年間の集大成の日になった」と話した。

 毎年参加している100ハイ稲門会(卒業生組織)の沼田洋一事務局長は、「最終の6区は人通りのある歩道を歩くことになる。今年は学生から通行人や自転車の迷惑にならないように積極的に声がけがされていて、とても良かった。来年以降も引き継がれていってほしい」と話した。

 閉会式で実行委員長の立木史堂さんは「いつかは早稲田を卒業して、それぞれが自分の人生を歩むことになるが、早稲田で学んだこと、自分の芯になったものを社会に出てどう生かしていくかが、『早稲田精神』の昂揚だと思っている。100キロハイクを通して、自分が早稲田で過ごしたということを刻みつけてもらえれば」と参加者に呼びかけた。

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