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早大通りの「麺割烹 九心」が1周年 「日本料理の技法を生かしたラーメンを」

「麺割烹 九心」店主の金子拓哉さん

「麺割烹 九心」店主の金子拓哉さん

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 早大通りにある麺と日本料理の店「麺割烹(かっぽう) 九心」が12月3日、1周年を迎えた。

「麺割烹 九心」の「鎌倉野菜入り オマール海老のつけ汁」

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 「麺割烹 九心」は神楽坂で日本料理店を営んでいた店主の金子拓哉さんが「日本料理の技法を生かしたラーメンを作りたい」という思いでオープン。以前から住宅街に出店したいと考えていたこともあり、現在の場所に店を構えた。店舗面積は約15坪、席数は13席。

 日本料理店を営んでいた経験から鎌倉野菜を取り扱うことも特徴。知り合いの青果店が現地まで出向いて仕入れる鎌倉野菜を使う。袋詰め(750円、店内で飲食した客は650円)でも販売している。

 ラーメンは、塩、しょうゆ、白みそを軸に「牛骨塩らあ麺」(950円)、「オマール海老(えび)塩ラーメン」(1,050円)、「オマール海老味噌(みそ)らあ麺」(1,100円)、「醤油(しょうゆ)らあ麺」(880円)、「塩らあ麺」(930円)、「白味噌らあ麺」(1,000円)の6種類を用意。それぞれ150円増しで鎌倉野菜入りにできる。まぜ麺の「色々茸(きのこ)とにんにく味噌」(900円)、「オマール海老のつけ汁」(1,150円)なども用意する。

 この1年間で、「冷やしとうもろこしのつけ麺」「湯引き鱧(はも) 鎌倉野菜 梅 つけ麺」など、季節の食材を生かした限定メニューの提供にも取り組んできた。麺の一部を変更したり、限定メニューを定番メニューにしたりなど、試行錯誤を続けてきた。

 テイクアウトでは「鎌倉野菜と和牛すじ丼」(1,100円)、「ローストビーフ弁当」(1,200円)、「厚焼き玉子(1本)」(450円)、「自家製塩豆腐」(400円)なども用意。12月1日には、卵、焼きちくわ、エビつみれ、カニつみれ、こんにゃく、大根、豆乳湯葉つみれの7種のおでん(690円)のテイクアウトを始めた。

 ディナーの時間帯は予約が入ると、「割烹 かねいち」として営業することもある。2人~8人の貸し切りで、コース料理を提供する。予約がない日は、ディナーも「麺割烹 九心」として営業する。予約は「一休.com」で受け付ける。

 金子さんは「これまで経験したことのない業態で、いろいろなお客さまに来てもらい、新鮮な経験だった。常に向上心を持ち、毎日料理の改善を重ね、喜んでもらえる料理を提供していきたい」と意気込む。

 営業時間はランチ=11時30分~15時(土曜・日曜・祝日は11時~)、ディナー=17時~22時。スープなくなり次第終了。

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