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小滝橋交差点に「角煮丼屋くろしろ」 豚肉1枚200グラム、「あっさりした味わい」

「角煮丼屋くろしろ」店主の若井直也さん

「角煮丼屋くろしろ」店主の若井直也さん

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 小滝橋交差点すぐに「角煮丼屋くろしろ」(新宿区高田馬場4)が3月1日、オープンした。

200グラムの一枚肉が特徴の「角煮丼屋くろしろ」の「角煮丼定食」

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 角煮丼の専門店で、異なる3品種を掛け合わせたブランド豚「和豚もちぶた」を使う。小さくカットせずに、煮込んだバラ肉1枚200グラムをステーキのように丼にのせて、提供することが特徴。店舗面積は約10坪、席数は6席。焼き肉専門店「うしかご」の1階を間借りしている。

 店主の若井直也さんは不動産とウェブマーケティングを事業にする会社の経営者。新規事業として飲食店を始めることにした若井さんは「15年にわたり自炊しており、好きな角煮はかなり作ってきた。その経験から角煮一品なら勝負できると思った。お客さんの反応を直接知りたいので、今は仕入れ、仕込み、接客まで全てワンオペでやっている」と話す。

 角煮丼専門店は1年前から構想し、調理方法などの試行錯誤を重ねてきた。若井さんは「知人の日本料理店の料理人にレシピを教えてもらったことで、角煮のやわらかさが段違いになった。その人から『料理人ならこんな面倒なことは絶対に誰もやりたがらない』とあきれられた」と笑顔で話す。

 角煮は30分ゆでた後に30分寝かせる下ゆでを3回繰り返し、煮込み90分、煮付け20分を経て、2日間寝かせて仕上げる。「下ゆでに昆布と節で取っただしを使うことで、食べたときにあっさりした味わいにすることができた」(若井さん)という。

 メニューは、ごはん、小鉢、スープ、おしんこが付く「角煮丼定食」(1,700円)と角煮が2枚のる「特上角煮丼定食」(2,500円)。追加角煮(70グラム)=500円、煮卵=100円、ごはん大盛り=100円、スープお代わり=200円。現在は、仕入れなどの理由から1日限定10食限定となっているが、今後は提供量を増やしていく予定。

 若井さんは「店名は黒と白の2種類の角煮丼を提供することが由来。現在は黒のメニューのみを提供しており、白は半年後をめどに提供を始めたい。肉をおなかいっぱい食べたい人にはぜひ来てほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時30分~14時。日曜、月曜、水曜定休。

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