早稲田大学の体育各部に入部した1年生が参加する「2023年度 体育各部新人パレード・宣誓式」が5月20日、開催された。
早大体育各部新人パレードの様子 その1=4年ぶりに高田馬場~大隈講堂を行進
毎年の恒例行事で、体育各部44部と早稲田スポーツ新聞会の代表者で構成する早稲田大学体育各部実行委員会が主催する。競技活動への誓い、応援してくれる人への感謝、交通安全の祈念のため行っている。
新型コロナの影響で2020年、2021年は中止し、代わりに「体育各部オンライン入部式」を開催。昨年は規模を縮小し、早大早稲田キャンパス周辺に限定して行進。今年は4年ぶりに例年通りの高田馬場~大隈記念講堂を行進した。
当日は新入部員約400人が競技用ユニホームを着用し参加。応援部を先頭に、隊列は約150メートルに及んだ。14時15分に高田馬場駅付近をスタートし、早稲田通りを東へ。馬場下町交差点から早大南門通りに入り、大隈通りやグランド坂通り、早稲田キャンパスを抜け、大隈記念講堂に到着した。
応援部吹奏楽団が「紺碧(こんぺき)の空」や「コンバットマーチ」などを演奏する中、約1時間半、高田馬場、早稲田の街を練り歩いた。沿道には地域や近隣商店の人、保護者、早大生など、見物客の姿が多く見られた。
パレード後は、大隈記念講堂で宣誓式が行われ、競技スポーツセンターの石井昌幸所長は「今日の日のことを一生覚えていてほしい。人生のかけがえのない4年間になることを祈っている」と言葉を贈った。その後、新入部員を代表して体操部の田村優さん、剣道部の森島百咲さん(共にスポーツ科学部)が「一層精進、努力することをここに宣誓いたします」と誓いの言葉を述べた。