高田馬場の「燻製(くんせい)創作居酒屋 けむり」(新宿区高田馬場2)が6月22日、ランチ営業を始めた。
「けむりスパイスポークカレー」=高田馬場の居酒屋「けむり」がランチ営業
早稲田通り沿い、早稲田松竹の向かいにある同店は2017(平成29)年1月にオープン。店長の金成剛志さんは「和食と燻製のコラボレーションをテーマに、『おいしい、見て面白い』を追求してきた」と話し、燻製メニューのほか創作料理も提供してきた。
アウトドアやグランピングをイメージした店内には、「自分たちで作った」という滝を流すほか、季節ごとに桜や紅葉などの造花を飾る。店舗面積は約25坪で、席数は28席。
ランチ営業はオープン当時やコロナ禍の時短営業の際に行っていたが、いずれも限定的だった。金成さんは「究極のカレー、熟成しきった濃厚なカレーを作りたかった」と言い、今回新しいメニューとして、スパイスカレー2種類を提供することにした。
「けむりスパイスポークカレー」は、豚のげんこつや背骨を2日間煮込んだだしスープと、タマネギやトマト、スパイスなどのカレーベースを合わせ、さらに1日寝かしてから提供しているという。「けむりスパイス鯖(サバ)カレー」はサバ節と昆布の一番だしと二番だしを合わせて、濃厚なサバのだしを取っているという。「スパイスカレーは、もちろん手間はかかるが、今回はさらに手間と時間をかけて深みのあるカレーに仕上げた」と金成さん。
それぞれ「小盛」(600円)、「並盛」(750円)、「大盛」(900円)を提供。ルーの合盛(300円)のほか、トッピングは紫キャベツピクルス(100円)、チーズ(150円)を用意する。
金成さんは「やるからには『あそこのカレーはおいしい』と言われるような話題の店にしたい。ディナーの燻製メニューだけでなく、ランチのカレーでも多くのお客さんに楽しんでもらいたい。レトルト化などもできれば」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~23時。ランチ営業は平日のみ。日曜・第2月曜定休。