エスプーマかき氷専門店「315(さんいちご)」(新宿区早稲田鶴巻町)が早大通り沿いにオープンして2カ月がたった。
元看護師の店主、須藤みかさんはふわふわのかき氷を食べて感動したことから、かき氷作りのセミナーに参加し、かき氷店での勤務を経て出店にこぎ着けた。店名は「最後まで最高の一杯を」との思いから付けた。
早大通り沿いへの出店について須藤さんは「自然が多く、学生さんもいて明るい街で良いと思った」と理由を話す。内装は誰でも入りやすいようにと落ち着いた雰囲気に仕上げた。店舗面積は約10坪。席数はカウンター=4席、テーブル=8席。オープンから2カ月で「学生をメインに幅広い世代の人が来店している。男性客も多い」と須藤さん。
提供するのは泡(エスプーマ)にしたクリームをのせたかき氷で、コンセプトは「ふわふわの泡×ふわふわの氷」。食べても頭が痛くなりにくいように、氷の温度や削り方を工夫しているという。
メニューは定番のいちごソースやさくらシロップがかかった「さくらさん。」、チョコとピスタチオの「ちょこぴすさん。」(以上1,500円)のほか、期間限定のチョコミントの「みんみんみんとさん。」、紅茶と蜂蜜、上にはレモンがのった「はち太郎さん。」(以上1,700円)、宇治抹茶ミルクの「うまみさん。」(1,600円)を用意。今後は季節の果物などを使ったメニューを提供していくという。
須藤さんは「今まで早稲田に来たことがない人が来るようなきっかけの店に、そして早稲田の街の人に楽しんでもらえる店になれれば。『ふわふわ』のかき氷を食べたことない人は味わってほしい。1人でも気軽に来てほしい」と話す。
営業時間は13~18時。営業日はインスタグラムで告知する。