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早大で科学実験教室「ユニラブ」 「小中学生に科学・技術への興味、関心を」

「いろんなシャボン玉をつくろう!」参加の子どもが液体を混ぜる様子

「いろんなシャボン玉をつくろう!」参加の子どもが液体を混ぜる様子

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 早稲田大学理工学術院が小中学生のための科学実験教室「ユニラブ」を西早稲田キャンパス(新宿区大久保3)で8月8日、開催した。

参加した子どもがしゃぼん玉に包まれる「いろんなシャボン玉をつくろう!」の様子

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 「実験や工作を自ら体験することを通じて、小中学生が科学・技術に対する興味や関心を高める機会を提供するとともに、広く大学を社会に公開すること」が目的。コロナ禍での中断を経て昨年再開し、今回で34回目の開催を迎えた。これまでの参加者数は3万人を超えるといい、当日は約2000人の参加があった。

 「ユニラブ」は「University Laboratory」からの造語。当初はキャンパス近隣の小中学生を対象にした実験教室だったが、全国から参加者が集まるようなり、「今回も北海道から沖縄と全国、海外からも申し込みがあり、倍率が約10倍になる人気の実験教室もあった」(早大技術企画総務課)という。

 研究のアウトリーチという位置付けでもあり、内容は毎年更新している。今年は対象学年別に25のプログラムを展開し、「音の魔術師になろう!」「電磁力でものを動かそう!」「未来の食を科学する」やプログラミングに触れるものなど、半数弱が新しい内容だった。

 各研究室などの学生や教職員のほか、西早稲田キャンパスの学園祭「理工展」を運営する「理工展連絡会」のメンバーや早稲田実業高校科学部の生徒らが子どもたちにレクチャーした。子どもと保護者が一緒に取り組んだり、知り合ったばかりの子ども同士が和気あいあいと実験に取り組んだりする姿がキャンパス内の各所で見られた。

 初めて参加した小学2年生の保護者は「もともと興味がある分野ではなかったが、かなり夢中になっている。近くの実験教室に通うきっかけになるかもしれない」、小学1年生の保護者は「すごく楽しそうにしていたので、また機会があれば参加してみたい」と話す。

 ユニラブを運営する早大技術企画総務課の島田剛課長は「コロナ禍による中断前と同じくらいの応募があり、例年に比べて小学校高学年、中学生の申し込みの比率が多かった。コロナ禍で各種科学教室イベントが中止になった世代に、科学に触れる機会を提供できたのでは」と話す。

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