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高田馬場で「戸塚地域センターまつり」 地域団体協力、「地域を思う子を」

「第12回 戸塚地域センターまつり」の準備を進める戸塚地域センターの職員

「第12回 戸塚地域センターまつり」の準備を進める戸塚地域センターの職員

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 「第12回 戸塚地域センターまつり」が9月17日、高田馬場の戸塚地域センター(新宿区高田馬場2)で開催される。

昨年の様子 その1=高田馬場で「戸塚地域センターまつり」(提供:戸塚地域センター)

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 2010(平成22)年のセンター開設以来、毎年9月の第3日曜に開催する同イベント。戸塚地区周辺の地域団体や区が協力し、ワークショップや模擬店などの催しを行う。新型コロナウイルス感染症流行による中止を経て昨年、3年ぶりに開催。約1000人が来場したといい、戸塚地域センター管理運営委員会事務局長の稲葉茂さんは「予想以上に多くの人が来場し驚いた。コロナ禍で子どもを連れて行けるイベントがなく、来場者からは『開催してくれてありがとう』と感謝の言葉をもらった」と話す。

 当日は建物全体を使って、子どもから大人まで参加できる企画を用意する。今年初めて行う射的遊びや、子ども縁日、くじ引き、間違い探し、体力測定、地域団体や区のPRコーナーなどを展開。屋外では近隣小学校のPTAや町会、商店街振興組合が、焼きそばやヨーヨー釣りなどの模擬店を出すほか、5階ではアルファ米を使ったカレーや焼き菓子の販売を行う。

 これまで7階の多目的ホールではイベントを通して演奏やダンスなどの発表会を行ってきたが、今年は10時からオープニングイベントとして高田馬場第一児童館のダンスクラブや戸塚交通少年団鼓笛隊によるパフォーマンスを行うほか、5つのワークショップを開く。

 隣接する「神田川親水テラス」を開放し、神田川に入れるようにするほか、こいのぼりの川流しや新宿消防署戸塚出張所の協力による「放水体験」(10時~11時)を行う。テラスに入るには長靴やマリンシューズなど、かかとが覆われ汚れてもいい靴の持参が必要。

 「祭りに関わる地域のボランティアは約200人。ボランティアも一緒に、戸塚地区一体となって盛り上げたい」と稲葉さん。「地域センターはコミュニティー、交流の場でもある。祭りが地域を思いやる子どもを育む、一つのきっかけになれたら」と思いを語る。

 開催時間は10時~14時。ワークショップは混雑によって整理券を配布する。

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