「秋の大隈通り商店会スタンプラリー」が早大近くの大隈通り商店会の16店舗で現在、行われている。
「秋の大隈通り商店会スタンプラリー」のチラシ(スタンプ台・表)
大隈通り商店会と早大のまちづくりサークル「まっちワークグループ早稲田」が協力して初めて企画した。
参加店舗で1,000円以上の買い物や食事をするとスタンプが1つ押され、3つ集めると地域通貨「アトム通貨」500馬力(500円相当の商品券)と交換できる。「アトム通貨」は早稲田・高田馬場エリアの飲食店、書店や酒店などの物販、整骨院などのサービス業、合計100店舗以上で使うことができる。
まっちワークグループ早稲田の学生たちが企画・提案。各店舗を回り、参加を呼びかけ、店主との関わりをつくりながら準備してきた。同サークルの伊藤大悟さんは「飲食店だけではなく、大隈通りにある他の店にもフォーカスしたいと思い、企画した」と話す。
スタンプラリーの台紙を兼ねるチラシ「『Oh』kumap(オオクマップ)」を制作した西瑛司さんは「驚きや新しい発見をしてもらいたいという思いで『Oh』を強調した」と話す。チラシにはサークル内で出した約25案の中から採用した大隈通りのキャラクター「くまっぺ」もあしらう。スタンプラリーのスタンプも「くまっぺ」のデザインを採用した。今後は大隈通り商店会の公式キャラクターとして活動していくという。
西さんは「今後は季節ごとに定期的にスタンプラリーを開催できるように頑張っていきたい。アトム通貨が使える店の参加も増やしたい。もっとこのエリアが楽しい商店街、興味深い商店街だということをアピールしていければ」と話す。
大隈通り商店会の会長・安井浩和さんは「学生さんが考えたアイデアを取り入れることで、良い取り組みになった。学生さんが取材してくれて、出来上がったチラシを持っていってくれたことで、店の刺激にもなっているようだ。学生さんと商店会の距離がさらに縮まったと思う。今後も続けていければ」と意気込む。
アトム通貨との交換は、こだわり商店(新宿区西早稲田1)で行う。10月7日まで。